Playboy、ブランドの歴史をヘアースタイルで回顧する“ちょっとだけ過激な” TV-CM
Case:Hair styles
有名男性誌「Playboy」の南アフリカで放映されたTV-CM。
同誌が数十年間にわたって、その時代、その時代で男性達のライフスタイルをリードする最先端のトレンドを生み出してきたことをアピールするために制作したCM。コンセプトはヘアースタイル。
舞台は美容院。Playboyを手にとって、散髪・整髪を受ける男性の後頭部が映し出されます。
はじめの時代は1962年。当時流行の最先端をいっていたアフロヘアー。
続いて時代は1974年。ディスコブームの頃人気のさらさらヘアー。
BGMもダンスミュージックに切り変わります。
次は1985年。ワイルドなモヒカンヘアーに。
BGMはもちろん、パンクになります。
そして2012年。本当に流行の最先端かどうかわかりませんが、スキンヘッドになります。
BGMはポップミュージック(?)。
どの時代も常に男性客がPlayboyの女性モデルのページを読みながら散髪・整髪をされていたことに気付きましたか?実はこの点が大きな肝となります。そして、CMの最後には以下のメッセージが表示されます。
『Funny how women’s hairstyles have influenced men』(女性達の各時代のヘアースタイル[髪じゃないほう]が、男性達のヘアースタイル[髪型]に多大な影響を与えてきたって不思議だよね。
ヌードモデルが誌面を飾るPlayboyという雑誌が、各時代で男性のトレンドをリードしてきたことを、物凄い角度から示唆するクリエイティブです。
センスの良さを感じさせるCM。このCM表現がOKな国が少し羨ましく思いました。
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Playboyのお茶目な広告/プロモーション(まとめ)
動画はコチラ
参考サイト
・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/tv/playboy_sa_hair_styles
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