世界のクレバーな“取っ手”広告11選
Case:Clever Uses of Handles in Advertising
生活者の身近にある「取っ手・手すり」をユニークな手法で広告媒体に起用した世界各国の事例をご紹介。
1.ブランド「Pantene」(シャンプー)@インド
Panteneの訴求ポイント「丈夫な髪を作るシャンプーであること」を表現するために、ターゲットが接触するショッピングモールやスーパーマーケット、美容室の入り口の取っ手に女性の“三つ編み”デザインを採用した。来店客は必然的に“三つ編み取っ手”を引いて店内に入るが、“三つ編み”をどんなに引っ張ってもびくともしない(髪が傷まない)という点を強調しようとしている。
2.「Harley Davidson」(バイク)@スイス
Harley Davidsonの新モデルを告知するタイミングで、公共バスの手すりをバイクのハンドルに改造。
3.ブランド「Gard Shampoo」(シャンプー)@ドイツ
バスの手すりをリボンのついた三つ編みに改造。
4.「Amnesty International 」(人権保護)@ドイツ
Amnesty Internationalによる死刑反対を訴える首吊りデザインのバスの手すり。
5.「Pepsi」(飲料)@USA
アメリカ国内3400台のバスの手すりをオリジナルPepsiモデルに改造。
6.「Hankook Tires」(タイヤ)@韓国
バスの手すりの輪っか部分をタイヤデザインに改造。
7.「Fitness Company」(スポーツジム)@ドイツ
地下鉄の吊革をダンベルデザインに改造。
8.女性への虐待反対団体@インドネシア
バスの吊革を握るとあたかも女性の顔を殴るようなデザインの手すりを設けた。
9.「IWC」(時計)@インドネシア
IWCのパイロットウォッチのプロモーションで、バスのつり革を握るとあたかもパイロットウォッチを自身の手首に装着しているかのようにみえるデザインのつり革を設けた。
10.「Tyskie beer」(ビール)@USA
レストラン入口ドアの取っ手を改造。ビールジョッキの持ち手の部分が丁度ドアの取っ手になるようにデザインした。
11.「SAB Miller」(ビール)@インド
ノンアルコールビール「Indus Pride」のプロモーション。空港のトランジット用バスの手すりをビールジョッキ(Indus Prideビールで満たされている)にした。飛行機を降りて、“リフレッシュしたくなっている”乗客に向けた効果的なメディアチョイスに仕上がっている。
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