「社員が変わり、社会を変えゆく道標を。」あしたのチーム制作のコンセプトムービー

人事評価サービスを提供する株式会社あしたのチームが、コンセプトムービー「社員が変わり、社会を変えゆく道標を。」を、公式YouTubeチャンネルに公開しました。最高の企業チームが生まれるプロセスを描いたこの動画は、先日、日本経済新聞社の「中堅・中小企業劇場  NIKKEI魂の声~2030年に残したい企業~」にも選出され、“日経魂の声”の公式YouTubeチャンネルでも公開中です。今回は、「コロナに打ち勝つ、日本を元気にするメッセージ(魂の声)動画」として高い評価を受けたこのコンセプトムービーをご紹介いたします。

父がのこした”ゴミ屋”

ある晩、実家を離れて飲食店で働いていたしおりは、田舎で産業廃棄物処理業を営む父親が倒れたと知らせを受け、余儀なく帰省することになりました。

7年ぶりに帰ってきた田舎の町。スーツケースを引きずりながら歩いていると、汚れまみれの清掃車が通りかかります。昔から「ゴミ屋」と揶揄されることもあった父の会社。しおりは、改めてその現状を目の当たりにして、暗澹とした表情になっています。

さらに、父がいなくなった会社に行くと、そこにいたのは不満だらけで主体性も無いバラバラな社員たち…。元々は、ワンマンでよく怒鳴る父のことが嫌いだったしおりも、気づけば父と同じように思わず怒鳴っていました。

そこでしおりは、みんなの意識を変えるべく、「”ゴミ屋”から”キレイ屋”へ。町でいちばん綺麗と言われる会社を目指そう。」という新たな目標を掲げます。

チームが一つに

町や行いを綺麗にすることで、自分自身も綺麗になり、自然と笑顔が増えていくはず…。そう考えて懸命に働くしおり。

そんなしおりの想いは、行動を見せていくことで社員へと浸透し、少しずつ会社が変わっていきます。そして、町の人々へもその想いは伝わっていきました。

やがて、しおりの頑張りがメディアにも注目され、“次世代の経営者”としてインタビューされるまでに。はじめはしおりのことを疎ましく思っていた社員たちも、その頃にはこの頑張りを素直に喜べるようになっていました。

メディアに取り上げられた後も、あいかわらず黙々と一人で清掃車の掃除をしていたしおり。すると、社員の一人が手伝いに来たのをきっかけに、次々と社員たちが集まってきました。

彼らから労いの言葉をかけられ、会社が一つになったことを実感したしおり。張り詰めていた糸が途切れたのでしょうか。まるで少女に戻ったかのように大泣きして、社員たちと喜びをわかちあい、動画は終了しました。

「企業の皆様にとっての最高のチームづくりをお手伝いし、すべての働く人たちが仕事にやりがいを持てる “あした” を実現していきたい」…そんな想いを込めて、制作したというこの事例。年齢も、性別も、性格も能力もキャリアも役職も関係なく、目標に向かって一丸になったときの強さや喜びがわかりやすく描かれています。「自社もこんな風に改善できたら」…そんな希望が湧いてくるコンセプトムービーのご紹介でした。

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