咽頭ガンを経験したつんく♂さん。声を失っても“生きる”ことを選んだ、その思いを語る

シャ乱Qのヴォーカリストとして活躍後、音楽プロデューサーとして日本の音楽シーンを常に牽引してきたつんく♂さん。そんなノリに乗っていた矢先、2014年に咽頭ガンを宣告されました。声は失っても生きる道を選んだ、その当時の思いを語ります。そして最後には、あのつんくさんのノリノリな姿も!

「ガンが見つかった時のお気持ちは?」

嵐の櫻井さんが、つんくさんに当時の心境を尋ねます。

その質問に、しっかりと頷くつんくさん。あの時の気持ちは、今でもはっきりと覚えているようです。しかし、その質問に答える“声”を出すことが出来ません。

画面を見つめ、タイプで答えるつんくさん。

「嘘やろ。」と、あの時の気持ちを穏やかな表情で伝えるつんくさん。まさか、よりによって喉にガンが見つかるとは…絶望した記憶が蘇ります。


「くやしい、ですよね。」そう、櫻井さんが聞くと

“ちょっと待って”といったしぐさで、タイプを続けます。

声よりも、生きることを選ぶ

“声より、生きる道を選んだ”というつんくさん。守るべき家族の存在も大きかったようです。

「生きることを選んだ。前を向いたんですね。」との櫻井さんの言葉に、笑顔で応えます。壮絶な病と闘い、今ここにいる。CMは照れくさいと思いながらも出演を決めた理由とは…

『家族を持つ人、世の中に体を張って闘ってる人、元気でいなきゃいけない人。いろんな人がいると思いますが、少しでもそんな方々の「勇気」となれたらなと思いました。』

との思いから。その表情から、生きることへの強い思いが伝わってきます。

映像ラストには、ギターを持ってきたアヒルと一緒に手拍子を取って歌うようなシーンも。私たちの知っているつんくさんの姿が、そこにはありました。

 

 

今後はエンターテインメントの世界で、“たのしい!かっこいい!”ものを世に発信して行きたいというつんくさん。ご活躍、期待しています!

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