上京して三ヶ月、“父の日”に帰ってきた娘と久しぶりに再会する父。口実と言い訳…2人の交差する気持ちに感涙!
いくつになっても、娘は娘。そして成人した娘も、心のどこかで常に親を必要としています。上京して3ヶ月。“父の日”を口実に心が疲れ帰省した娘と、再会を喜びつつ心配する気持ちを素直に表現できないお父さん。そんな2人の交差する気持ちに思わずホロリとくる映像をご紹介します。心にジーンと染み入ります…。
「本当は、帰るつもりはなかった。」
「お盆ぐらいまでは、東京でがんばるつもりだった。」そう語りながら故郷へ戻る車内。上京して三ヶ月、色々なことがあったようです。
「帰ってきてくれて、嬉しい気持ち。」
「東京の生活を心配する気持ち。どちらも、顔に出せなかった。」嬉しい、そして心配だ。そんな気持ちを素直に表現できないお父さん。
「上京して最初の三ヶ月。何もないわけがない。」
どうやって声をかけよう…思いが溢れるあまり、考え込んでしまっているようです。
久しぶりのお母さん
電車とバスを乗り継ぎ、ようやく故郷に降り立った娘。そこには、久しぶりに会うお母さんの笑顔が。
車内での暗い顔も吹き飛び、嬉しい気持ちでいっぱいになります。
「ねぇねぇ、私運転したい。」と、ハンドルを握ります。東京であった、あんなことやこんなこと…母との会話も弾みます。でもふとした瞬間、胸につっかかる気持ちが蘇ってくるのです。
そして…
「ホームシックなんかじゃない。上京、就職、変化があまりにも大きくて、ただ少し立ち止まりたかった。」
そう自分に言い聞かせながら、“何も変らないいつもの風景”に何かを探します。
「変っていくこと。変らないこと。」「変ってしまうもの。変れないもの。」昔から見ていたふるさとの風景に、とげとげした気持ちが少しずつ癒されていくのを感じながら。
“きっかけ”を探す父
一方、お父さんは不器用な愛情で、娘との“きっかけ”を探しています。そして何か“いいモノ”を見つけたようです。
「お父さん、いつからスマホ持ったの?」
給油中携帯をチェックすると、お父さんから写真つきメッセージが。思わず笑顔になる娘。
そのメッセージを見て、娘もスーパーで買い物を。冷蔵庫から何やら取り出し、レジへ急ぎます。何を買って帰るのでしょう?
実家で、ゆっくり。
やっと帰ってきました。実家でのんびり、お風呂に浸かります。心も、ゆったりと。
父との再会
「あっ。」「おぅ。」そんな短い挨拶を交わす2人。
「飲むか?」と、お父さん。「それ私が買ってきたんだけど。」と、娘。「そうだな。」とお父さん照れ笑い。さっき寄ったスーパーで、ビールを買っていたんですね。
髪を乾かしながら、久しぶりに会った父と一緒に飲むビールを楽しみにします。今日は食後に友達とカラオケに行こうかなと思っていたけど…それもキャンセルです。
お父さんも嬉しそう。
今日は、父の日。家族3人で乾杯です。
「変えたくないもののために、この日はある。父の日、ありがとう。」
サッポロYEBISU BEERのコマーシャル、ヱビス「娘の帰省」篇でした。
本編では、お父さんが小さかった頃の娘を思い出すシーンや、娘と母との何気ないやり取りなど、温かなシーンがたくさんあります。6月19日は父の日。今年はどんな日にしますか?
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