シリアルの原材料で音楽を奏でてみたら…心地良すぎるステキなサウンドが響き渡る
植物には癒しの力があると言われていますが、疲れ目の緩和、マイナスイオン放出など、目から鼻からの効果だけではありません。耳からも効果があるようです。
そこで登場するのが、作曲家のディエゴ・ストッコ氏。カリフォルニア州在住のスコット氏は、周囲の自然を楽器として様々な音楽を制作してきました。今回彼に依頼された素材は、シリアルの原材料。はたしてどんなサウンドが生まれるのでしょうか?植物の力をリアルに実感する、心地よい映像をご紹介します。
やったことのない手法で
「今までやったことのない方法で、新たな音を作り出せるんです。これらの植物がどんな風に動くか、音が鳴るか…色々な見方があるからね。」いつも様々な素材で音楽を創り上げるストッコ氏。新しいチャレンジにワクワクしている模様です。
今回のテーマはこちら。シリアルの原材料、小豆, ぺピータ, えんどう豆やキビです。
小豆の音は足音に
「小豆は重さがあるので、足音に聴こえるんだ。」と、ストッコ氏。小豆を大きくザクザクすると、確かにランニングの足音に聴こえてきますね。
こちらでは乾燥したコーンを熱してポップコーンに。
その弾ける音をキーボードに入れて、メロディーを奏でます。何とも言えない温かみのある音色です。
“騒音”から“音”を見つけ出す難しさ
難しいのは、“ただの騒音”から、“奏でる音”を見つけ出すこと。その見つけ出した音で演奏した瞬間に、音本来の姿が現れ、本物の音へ生まれ変わるといいます。
自然と人類が共存するために。植物の力は偉大です。ましてやその音も。
またエレキベースと合わせることで、よりネイチャー色が引き立ちます。デジタルとアナログの融合により、よりよいサウンドが生まれるのです。
アメリカ、カリフォルニア州の食品メーカーKashiのシリアル、“GOLEAN”のコマーシャルでした。
シリアルの原材料でこんなステキな音楽になるとは驚きです。植物の力で奏でる音楽。その澄み切った柔らかい音が、とても心地よく安らぎを感じます。音声をオンにして、ぜひお楽しみください。
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