100年後の未来のために。1915年と2015年で、女性の権利はどう変ったか?
この100年で、女性の権利はどのような変化を遂げたのでしょうか。男女平等を求め、あらゆる勇気あるアクションがその変化のきっかけとなり、今に至ります。しかしながら2015年現在、クリアされていない多くの問題があるのも事実。これからの100年に向けて。少女たちからの痛切なメッセージです。
1915年、2015年のどちらでしょう?
少女たちに質問です。『14歳以下の7500万人の少女が労働を強いられています。』これは1915年、それとも2015年どちらの事実でしょうか?
「1915年、かな。」と答える少女。しかしながら、それは現在世界のどこかで起きている事実なのです。つまり、2015年現在のこと。そう告げられ、「なんで…?」と少女は困惑します。
世界で今、女性が直面している事実
その他、様々な現実が少女たちの口から告げられます。
6200万人の少女が学校に行っていません。
出産は15歳から19歳の少女の2番目に多い死亡原因です。
3人に2人の女性が読み書き出来ません。
3人に1人の女性が、肉体的、性的にパートナーによる虐待を受けています。
毎日3900人の少女が、18歳になる前に結婚を強いられています。
60300万人の女性が、DVが犯罪にならない国で暮らしています。
多くの女性が貧困の中、暮らしています。
その全てが、2015年現在、世界のどこかに暮らす女性の現状なのです。
最後にはこんなメッセージが。
100年前に女性が苦しんでいた不平等なことは、今でも起きているのです。次の100年も同じことを繰り返さないために、今日、変えなければなりません。私たちの娘が、よりよい明日を迎えるために。
ただいま公開中の映画、“Suffragette”のプロモーションの一貫として公開されたこの映像。“Hope for Our Daughter”は、ハッシュタグ #HopeforourDaughtersへ、未来の女性たちへの希望と写真を募集しています。
世界の現状を知り、よりよい明日のために行動を起こすことで、100年後の未来が変るかもしれません。
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