『体重45kgを目指して』少年の“努力の理由”に感動する人続出
感動的なCMが多いタイから、またもや心動かされる動画が公開されました。『体重45kgになりたい。』というタイトルのこの映像。1人の少年と、その家族のストーリーです。
学校から慌てて帰宅する少年
学校から慌てて帰宅する少年。何か目的があるのでしょうか、慌てて家の中へ入ります。
体重計に乗り、ガッカリ。
そしてリュックを下ろし、体重計に乗ります。25kgという数字にガッカリ。どうやら彼には、何か目標があるようなのです。
がむしゃらにトレーニングを始める
ガッカリしたのも一瞬、少年はトレーニングを始めます。物干し竿での懸垂、腹筋、そして食べる…。何をそんなに頑張っているのでしょうか。
メモを読み返す少年
何やらメモを取り出し、それを読み返す少年。そこにはこう、書かれていました。
1.健康でなければならない。
2.最低でも45kg体重がなければならない。
3.一日6時間は眠ること。
このメモの意味するところは何なのでしょう。
1人、制服を洗濯
トレーニングをし、食事をし、学校の制服を洗濯する少年。そう言えば、映像の中にお父さんやお母さんの姿がありません。この少年、1人ぼっちなのでしょうか。
誰もいない大きなベッドの横に、1人横たわる少年。眠りにつこうとしたその時、電話のベルが鳴ります。
「パパ?ママは待っていられるかな?」
電話でお父さんと話す少年。すると、こんな事を言い出します。
「パパ、ママはボクが45kgになるまで、待っていられるかな?」
少年の両親がいるその場所とは…。
輸血を受ける、少年のお母さん
両親のいる場所は病院だったのです。
そしてお母さんはベッドに横たわり、輸血を受けています。“45Kg”それは、献血をする際に必要な男性の体重だったのです。16歳から、男性45kg、女性40kg以上で出来る献血。少年はお母さんを助けたいがために、日々努力をしていたのでした。
『献血を一度すると、ひとつより多くの命を救うことができます。患者さんはあなたのヘルプを待っています。』と提唱する、“タイA.P.Honda 献血キャンペーン”の映像でした。
生きた細胞である血液は、人間の体の中でのみ造られるため、人工的に再生することが出来ません。この少年のお母さんのように、献血を必要としている多くの患者さんがいる現実。出来る限り力になれたら…と思わせる映像でした。
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