銀行の仕組みを子供達にも分かりやすく。授業で体験する「キッズ一日銀行員」

自分のお金を上手に管理するのに手助けとなる銀行は、システムとして難しくお堅いイメージがありますが、実はとってもシンプルなんです。それは子ども達にだって分かること。そこで2人の銀行員が小学生へ向けて、特別授業にやってきました。果たして子ども達は、銀行員を一日体験できるまでに成長するのでしょうか?

2人の銀行員の特別授業

まずは2人の銀行員がクラスに登場。銀行のシステムを教室で楽しくレクチャーしました。

子どもたちも興味津々に、とっても楽しそうな様子。活気のある授業で、楽しく銀行のシステムを学びました。そしてその知識を生かすある場所が、子ども達に用意されたのです。

とある銀行の一日。

所変わって、とある銀行です。予約を取り、銀行へ相談をしに来たお客さん。登場した銀行員に呆然とします。それもそのはず…。

ちびっこ銀行員、デビュー!

現われたのは“ちびっこ銀行員”なんです。そう、さっきまで教室で勉強していた子どもです。「マノリス氏は今日不在のため、僕が変わりに担当します。よろしいでしょうか。」「えっと…。」口ごもるお客さん。

「何かお飲み物をご用意します。」と受話器を取り、「お水2つ、ジュース1つ。」と内線で連絡します。

思わず笑ってしまうお客さん。「誰かいませんか??」といった表情ですね。

レクチャーが始まります

そしていよいよ、授業で習ったばかりの知識で説明に臨みます。彼はお金をジェリービーンズに例えました。

「自分のお金を、友達にあげるとします。」瓶から瓶へ、ビーンズを流し込むちびっこ銀行員。

「そのお金、移動する際に他の銀行だったらちょっと食べてしまうんです。」とても分かりやすいですね。

その他、クレジットカードとデビッドカードの説明にクッキー、家のキッチンリフォームのローンにドールハウスなど、子どもたちの身近なアイテムを使って説明します。


結果お客さんは子どもたちの分かり易い説明に、満足して帰られたようです。

『銀行はとてもシンプルなんです。』とテロップをかざす、ブリュッセルにある“Record Bank”のCMでした。難易度の高そうに見える銀行知識も、身近な例えを持って説明すれば、子どもにも分かるシンプルなものなんですね。子どもたちもきっと、お金に対する見方が変わるいいきっかけになったのではないでしょうか。

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