熱い男 松岡修造が本気の出張応援。日頃の感謝を伝えるため、生徒と一緒にボート部のコーチを激励
松岡修造さんが実際に訪れて応援してくれるという企画で、希望者をWEB限定で募集した結果、当選したのは意外にも一橋大学ボート部。「コーチに対する日頃の感謝を形にしたい」という部員たちの熱い思いに応えて、「修造出張応援」が実現したようです。
企画当初の想像とは違い、大学ボート部員たちの元へ
どこかの一室に集まっている一橋大学ボート部員たち。体育座りの彼らを前に、松岡修造さんが登場します。「この企画の当初、想像していたのはもっと小さな子どもたちでした」と修造さん。今回の応募像数約3000通の中から、見事選ばれた一橋大学ボート部。修造さんは、「どうして応募した?」と部員たちに問いかけます。
コーチへの心からの感謝の数々
部員たちから聞こえてきたのは、自分たちをボート部日本一に導くため、犠牲を厭わず熱心に接してくれる野村コーチへの感謝の言葉。「すべての思いを先生にぶつけて欲しい」と修造さん。
心で伝えない限りは、絶対にその人に伝わっていかないと僕は思う
そんな熱いメッセージを部員たちに伝えつつ、全員で応援の練習を開始します。
松岡修造を前に舞い上がる野村コーチ
まずは、何も知らない当事者の野村コーチを修造さんが待ち受け、話をします。予想外の出来事に思わず舞い上がり、「ボート界の松岡修造って言われてるんですよ」と言う野村コーチ。
「一番願ってることってなんなんですか?」と修造さんが尋ねます。「やっぱり諦めないことですね。できるできる、と自分に言い聞かせて欲しい」と野村コーチは答えます。
彼らは野村さんにとってどんな存在ですか?
―大事な宝物ですね。
そんな会話を、見えないところでカメラを通じて聞いている部員たち。修造さんは、「本気で日本一を目指している先生の話を今日聞けて、ここに来てよかった」と言うものの、「僕は先生を応援しに来た訳じゃないんです」。
部員たちを前に号泣の野村コーチ
え?となっているところへ、「今日先生を本気で応援しようと思っているのは彼らです」と言う修造さんの言葉を合図に部員たちが早足で訪れます。最初は照れ笑いを浮かべるコーチですが、すぐさま半べそ状態に…。
「僕は大学に入って、野村さんのような素晴らしい指導者に出会えて、本当に幸せに思っています」と部員に言われると、もうこらえきれず野村コーチは号泣。
最後は応援ソングでコーチに感謝
その後も「本当に信頼してるんで、一緒に日本一になりましょう」、「怪我続きですべてを投げ出したくなった時も、会う度に励ましてくれたコーチがいたから諦めずに続けてこれました」、「野村さんは僕にとって人生の恩人です」といった部員たちの心からの感謝の言葉に耳を傾けます。
最後はみんなで先ほど練習したコーチへの応援ソングを全力で熱唱。「できるできる必ずできる!」と大声で応援する部員たちと修造さん。それを受けて野村コーチも大喜びです。
こんなにも部員たちに思われるコーチも珍しいのでは?と思ってしまうほど慕われている野村コーチ。コーチ冥利にも尽きるというものではないでしょうか。
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