またもや常識を覆す!NZ航空の斬新すぎる機内安全ビデオ「サーフィン!サーフィン!サーフィン!編」
飛行機に乗って、離陸と同時にまず流れる航空機内安全ビデオ。どの飛行機に乗っても必ず流され、前方では客室乗務員が説明をしてくれますよね。登場人物こそ違えど、どれも似たり寄ったりという、今までの安全ビデオとはひと味もふた味も違う、新しい機内安全ビデオがニュージーランド航空で制作されたようです。
これってサーフィンビデオ?
サーフィンをする男性に、ボード片手に砂浜を歩く男性たち。パッパッパッと切り替わりながら映し出される映像を見ると、まるでサーフィンビデオとしか思えない作り。そんな中いきなり、「ご搭乗ありがとうございます」と言って2人の客室乗務員らしき男女が現れます。
これからの数分間、離陸に備えて、人気スポーツをテーマにしたビデオをご覧いただきます
世界の名だたるサーファーたち、総勢9名が出演
登場するのはサーフィン界のスターたち、総勢9名。安全ビデオですが、サーフポイントやビーチの紹介もあわせてしてくれるそう。
まずは女性サーファー、アラナ・ブランチャードさんが説明してくれます。
手元に起きたい荷物がある場合は、前の座席の下に収納して下さい。
飛行中は必ず、乗務員の指示や点灯しているサインに従って下さい。
シートベルトや酸素マスクの説明も
「シートベルトは腰の低い位置でしっかり着用」という説明の後、今度は酸素マスクの説明に移ります。アナスタシア・アシュレイさんが実演しながら説明。
酸素マスクが降りてきたら、マスクを鼻と口にあてて装着して下さい。
機内での喫煙禁止に続き、いざという時の姿勢の取り方についての説明が続きます。もちろんここに登場するのも、3度の世界チャンピオンに輝いたというミック・ファニングさんなど、そうそうたる面々。
安全ビデオといえば…救命胴衣
そして今度は救命胴衣。「エコノミークラスとビジネスクラスの救命胴衣は座席の下。スカイカウチとプレミアエコノミーの場合はレッグレストの内側」と説明。
袋から取り出して頭から被り、ウエストバンドの器具を留めて紐を引きしっかり締めます
そういった実演も、海に浮かべたボードに乗ってサーファーたちが行います。
日本人プロサーファーも出演
「エアバス320型機やボーイング787/777型機では、手のひらサイズの軽量電子機器であれば使用できる」という説明の時は、日本人NO.1プロサーファーの大野修聖さんも登場。
最後は出口の説明
「電波を発生しないよう、機内モードに設定が必要」「電子軽量機器は座席の前のポケットにしまうか、身に着けてください」といった説明などが続き、最後は非常口の説明。「矢印に沿って出口をお確かめください」との説明の後に、
一番近い非常口が後ろということもありますよ
と補足するサーファーの女性。何とも至れり尽くせりの分かりやすさです。
今まで、自動的に無理やり見させられていた感がある機内安全ビデオですが、まさかこんな風に進化したビデオが見られるとは…。サーフィンをやっている人はもちろんのこと、まったく興味がない人も、従来のビデオとは違って楽しめる内容で良いですね。
(参考サイト:YouTube)
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