290万再生突破!犬を助け、犬に救われる。元受刑者を社会復帰に促した「絆」に世界が感動
アニマルシェルターにいる、引き取り手のない犬。犯した罪をつぐなうべく長い服役を終え、社会復帰しようと新天地を目指す元受刑者。そんな1匹と1人がお互いを強く必要とし、その絆と友情で人生を再スタートすることが出来ました。世界中で大きな感動を呼んでいる、元受刑者が犬と共に目指す社会復帰へのストーリーをご紹介します。
2年間服役した22歳のマット
重窃盗罪と侵入罪で2年間服役した、22歳のマット。2014年の10月に釈放されました。そんな彼のナレーションから、映像は始まります。
モーテルに滞在
出獄後は話し相手もおらず、孤独を感じたといいます。父親と連絡を取るも、「準備が出来たら帰ってこい。」との事。仕方なく彼は、モーテルに滞在することにしました。「これから人生をどう過ごしていけばいいのか…。」不安で一杯だったそう。
“ともだち”探しに…
そこでドッグフードの“ペディグリー”が、そんな彼らに「友達を見つけるお手伝い」をします。マットはアニマルシェルターを訪問。「色んな犬がいて、全ての犬を連れて帰りたいと思ったほど。悲しそうで、寂しそうに見えた。それはまるで自分のようだった。」と、マットは語ります。誰も引き取り手がいないと、殺処分されるという事実。
そして彼は、“ジーニー”と出会います。
ジーニーとの新しい日々
マットはジーニーをモーテルへ連れて帰り、キレイに洗ってあげます。この小さな生き物に何かをしてあげることで、孤独な心が少しずつ癒されていきます。
ジーニーが与えてくれる“きっかけ”
公園に連れていくと、ジーニーはとってもフレンドリー。「ジーニーがかわいいから、色んな人が僕に話しかけてくるんだ。」とも。ジーニーが新たな出会いを呼んでくれます。少しずつ、社会との繋がりを感じていくマット。
新たな決意
そしてついに、マットは決意します。「色々なことが上手く行き始めたから、散髪し、新しい服を買い、仕事を探し始めようと思えたんだ。」マットの気持ちも、ジーニーによって少しずつ前向きに動き始めたようです。散髪するマットを、じっと見守るジーニー。
「今なら父さんに会える。」
努力の甲斐あって、マットは仕事を見つけることが出来ました。そこで父に電話。「今の自分に会って欲しい。」と告げます。久しぶりの息子の姿。可愛い犬を連れ、身なりも整え頼もしく見える息子に見違えた父は、彼に「家に戻ってくるか?」と尋ねます。
「もちろん、帰りたいよ。」と、マット。そして父からの大きなハグ。
ジーニーがいてくれたから…
就職し、実家へ戻り、生活の糧と家族の愛を得たマット。そして彼はこう語ります。
未来が輝き始めたのは、ジーニーが僕の傍にいてくれたからなんだ。
『守るべきものがあると、人は強くなれる。』そんな気持ちにさせてもらえる、“ペディグリー”のコマーシャルでした。アニマルシェルターから救い出してくれたマットの気持ちに寄り添うジーニー。その絆が、マットの明日への力となりました。犬と人間の心温まるストーリーを、是非ご覧ください。
(参考サイト:AdWeek)
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