朝食もやることもいつも同じの「ルーティーン共和国」!マックをディスりまくるタコベルのCM
「同じことはスバラシイ!」とスピーカーから流れる声にどんよりした表情の人々。そう、そこは「ルーティーン共和国」。毎日毎日、朝食は同じ、やることは同じ…。テレビから流れる同じCMに、決められた時間に配られる同じ朝食。そんな日々にうんざりする男女が企てた逃走劇、クールなショートフィルムをご紹介します。どうやらマックをディスっているようなのです…。
TVから流れるお決まりのCM
「素晴らしい朝です!幸せ、それは、いつもと同じ朝食を食べ、同じことをすること。“同じ”であることが素晴らしいのです!」そんな映像にうんざりする男性。今朝も配られる同じ朝食をもらいに、広場へ向かいます。
広場のスターリン銅像?!
まるで旧ソビエトのスターリンのごとく、そびえ立つ銅像。彼の手に乗っている丸いマフィンのようなものは一体…?!マックマフィンのようにも見えるけど?
そして列に並ぶ人民も、配給されたマフィンを手に、とっても無表情。
なおかつ独裁者扮するドナルドマクドナルド?も、もちろん同じ朝食を食べています。
「六角形は欠陥品」。どうやらこの国では、「マル(マフィン)は善。六角形は悪。」とされているようです。六角形とは一体何なのでしょう??
逃走劇スタート!
「こんな毎日はうんざりだ!」ついにその時が来ます。列に並ぶ一組の男女。互いに目配せながら、いよいよ逃走劇が始まるのです。
他の人民も彼らの逃走に刺激されます。「こんなもの食えっか!」的に、ドナルドっぽい人にマフィンを手渡す人民。
晴れて自由の身となり手にしたものは…
壁を越え、辿りついた自由の国。そこで手にした美味しそうな食べ物は、今まで悪とされていた六角形ではないですか!それはタコベルの朝食、“A.M. CrunchWraps”だったのです。遂に食の自由も手にした彼ら。「他のみんなは?」と聞かれると、「今向かってるはずさ。」と。ルーティーン共和国の皆も、後に続くようです。
以上、マックをディスるアメリカのメキシカンファストフード、“タコベル”のコマーシャルでした。「このフィルムのディレクター、すぐに映画を作るべきだ!」「めちゃカッコイイね、この映像。」「ハリウッドムービーよりもいいね、コレ。」と、評判も上々のようです。
ちなみにこのタコベル、今春渋谷駅から徒歩3分のところにオープン予定だそう!楽しみですね。
(参考サイト:TAXI)
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