SNSで広がる子どものいじめ。もしも我が子にこんなことが起こったら…
子ども同士のいじめが、意外と単純なことが始まりだったりするのは今も昔も同じかもしれません。ことの大小に関わらず、我が子がもしもいじめられたら??そんなことを考えたら不安で仕方がなくなるのが親ですよね。
イギリスのNSPCC(児童虐待防止協会)という慈善団体で、今の時代を反映しているSNSなどによるいじめを動画化。公開され注目されています。
きっかけはささいなことから
部屋の中で遊んでいるアレックスとその友人。ばかなことをしてふざけあっています。すると、友達に「写真撮ろうぜ」と言われたアレックスは、うけを狙って自らパンツを下ろしてポーズ。アレックスの友人はその面白画像を、友人の女の子に送ります。
もう後は説明するまでもなく、簡単な連鎖反応が起きるわけです。アレックスの友人から画像を送られた少女は、自分が見た面白かったものを他の人にもおすそ分けすべくまたメール。メールを受けた人がそれぞれ自分の友人知人にメールをし、ある人はフェイスブックに投稿する…。
自分の知らないところで、気づかない間に
ある日アレックスがいつものように学校に登校すると…。
アレックスに向かってみんなが口を揃えて、「チンチン見たよ!」と言うのです。もしかしたら悪意はないのかもしれませんが、本人にとってはたまったものではないですよね。
学校を飛び出したアレックスは、走り去るバスからも「チンチン見たよ!」と声をかけられ、テレビでは自分のニュースまで流れています。その後も悪意のメッセージがスマートフォンに続々届き、やっとの思いで家までたどり着いたアレックス。
今や世界中で使われているSNSですが、とても便利である反面、嫌な情報であっても未知数に拡散してしまう恐れがある諸刃の剣。それを子どもが使うとなったら、やはりリスクは大きいでしょう。子どもが傷ついたりすることが起きないよう、親がある程度管理する必要がありそうですね。
(参考サイト:YouTube)
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