名作「クリスマスキャロル」をモチーフにした、カナダ家電量販店のCMが面白い
ディケンズの名作小説「クリスマスキャロル」。この時期になるとメディアなどで取り上げられ、目にすることも多いのではないでしょうか?
大変な守銭奴である主人公のスクルージが、3人の幽霊によって、過去・現在・未来の自分の姿を見させられていくうちに改心していく、という物語。その「クリスマスキャロル」をモチーフにしたカナダの家電量販店The SourceのCMが面白いと評判です。
どこからともなく少年の声が…
机に向かって書き物をするスクルージ。ふと気づくと、どこからかラップの歌声が聞こえてきます。気になったスクルージは立ち上がり窓を開けに行きます。窓の外を見ると、そこには少年の姿。
上から少年に声をかけるスクルージ。「君がつけているそれは何…?」
「ビーツ・バイ・ドクタードレですけど」と答える少年。それを聞いたスクルージは「まさにそれが私の欲しかったものだ!!」と独り言を言います。
入ってきたのは…幽霊ではなく、店員?
部屋の扉が開く気配で後ろを振り向いたスクルージ。するとそこには…?
幽霊は幽霊でも、量販店の店員の幽霊が…。
「私は幽霊。クリスマスプレゼントを渡しにやってきました」と店員。「まずはワイヤレスヘッドフォン。このほかにタブレットとスマートフォンも」次々に手渡していきます。「奇跡だ」と驚きながらも大喜びのスクルージ。
すると店員が一言。
あなたの眉毛の方が奇跡です。
それを聞いたスクルージは呆然とします。少し不服そう…。
次のシーンで、クリスマスギフトにお勧めの商品が紹介されて映像はフィナーレ。
「それが私の欲しいもの」というキャッチコピーを掲げるこのお店。本家本元のクリスマスキャロルとは大幅に違いますが、中々ウィットが効いています。
(参考サイト:YouTube)
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