300万再生突破の感動実話！ベルリンの壁の“向こう側”にいた人との奇跡的な邂逅が胸を打つ

Airbnbというサービスをご存知ですか？世界190ヶ国、34,000を超える都市で、一般の家庭の一室に宿泊することが出来るというWebサービスです。

予算と場所に当たりをつけて検索すると、世界中のあらゆる場所のお部屋と家主の情報を調べることができ、実際に宿泊した人のレビューも掲載されています。ホテルに泊まることに飽きたら、こんな宿泊体験もありだと、近年人気を博しています。

そんなAirbnbに届けられた“本当にあった話”をもとにした映像が、公開10日で300万回以上再生され話題になっています。

ベルリンの壁の警備をしていたお父さん

「1987年、ベルリン。当時、私の父は東西ドイツを分裂していたベルリンの壁の警備をしていました」と語る女性のナレーション。西ドイツ側の壁の警備をしていたお父さんが登場します。

ベルリンの壁崩壊後も…

その後ベルリンの壁は取り壊されましたが、このお父さんの心には、壁は立ちはだかったままでいます。それが足かせとなり、引きこもりがちに。

Airbnbで東ドイツの宿泊先を予約

そんなお父さんを心配する娘は、ベルリンの繁栄、クールな若者文化を見て欲しいと願い、旅行を計画。Airbnbで東ドイツのステイ先を慎重に検索し、あるアパートに予約をいれます。

壁の“反対側”を警備していた人との出会い

ステイ先のアパートから出てきたホスト。話してみると彼は当時、東ドイツ側の壁の警備をしていたというではありませんか。

最初はこの旅に乗り気ではなかったお父さんもこの偶然の出会いにより、思い出話しを共に語らい、今まで閉ざしていた心を開くことが出来たのです。そして、その旧友によってドイツに対する理解も、全く別のものに変化します。それは東、西ではなく、“ドイツ”という一つの国だということ。

Airbnbの最高マーケティング責任者、Jonathan Mildenhall氏はこう語ります。

旅行をすることの価値、それはボーダーや偏見を打ち破り、人生においての足かせや、凝り固まった考えを取り除くことなのです。私たちの仕事は、このお話を広めることによって、Airbnbを通して旅行をし、もっと様々な意味のある出会いを、そして絆を、人々に促すことなのです。

そして『世界にはまだ心の壁が存在するエリアがあるはず。その人たちにネットを通してこの映像を見てもらえれば』と、この動画の元になった投稿者の女性は語ります。

毎週末、Airbnbはギネス記録を更新し、より多くの人々が新たな出会いを体験しています。人の心は人によって変われる、そして旅がそれをお手伝いする…どこかに旅し、まだ見ぬ誰かと出会いたくなりました。

(参考サイト：YouTube)