全米騒然!10時間にわたる女性へのセクハラ映像が衝撃的すぎる
「ストリートハラスメント」という言葉を知っていますか?簡単に言うと、「路上での嫌がらせ」。自分のガールフレンドが、路上で嫌な思いをしたという経験をもとに、映画製作者のロブ・ブリスが発案したこの映像。ニューヨークの反ハラスメント組織「Hollaback!(ホラバック)」との共同制作により、公開から3日で1500万回も再生され、全米で大きな波紋を呼びました。
ビデオに出演したのは、女優ショシャナ・B・ロバーツ。Tシャツにジーンズという姿で、ニューヨークのマンハッタンストリートを10時間無口で歩いたら、男性たちからどんな反応があるのか…という実験映像です。
隠しカメラを設置して撮影
映像を撮るために、ロブ・ブリスのリュックに隠しカメラを設置。ブリスの後ろを、女優ロバーツが歩くという設定です。ロバーツはTシャツにジーンズという姿。両手にマイクを握り、撮影はスタート。
すれ違う男性からの様々な“ことば”
「元気かい?」「調子はどうだい?かわいこちゃん。よい一日を!」このくらいなら、フレンドリーな挨拶として受け入れられますが…。
ここまでくるともはや恐怖
「笑えよ!」「元気そうじゃないね?」「かわいいって言ってるんだから、ありがとうくらい言ったらどうだ!」「スゲェ!」「あれを見ろよ!俺は今1000ドルを見たぜ!」などの言葉は、女性にとって嬉しいとは思えません。そして、「ったくよー!」のように、語気荒く言われる様子には恐怖心を覚えます。
ピッタリと横に着いてくる人まで…
この男性は5分もの間、彼女の横に着いて歩いていました。さすがにこれは危険です。
トータル100以上の言葉の嫌がらせが、10時間歩いている間にありました。その他、無数のウィンクや口笛も。
この映像が公開された後、女優ロバーツと、反ハラスメント組織“ホラバック”は、メールや電話で殺害やレイプの多くの脅迫を受け、ニューヨーク市警に報告しました。
“ホラバック”創設者の1人で、執行役員のエミリー・メイはこう語っています。
残念ながら、街中でみられる行為は、オンラインでも同様に起こり得ます。これも現代文化の一部。そして、この問題の根源を変えていくことで、街中やインターネットで嫌がらせをする人も減るのでは。
「ずっとついてくる男性はおかしいけど、ハロー!や、かわいいねぇ!と言うのがハラスメントになっちゃうの?」というコメントも寄せられています。「これは嫌がらせではなく、単なる無作法だ!」という意見も。
あなたはこの映像を見て、どう感じますか?
(参考サイト:YouTube)
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