アイルランド発のビールがアフリカに仕掛ける ギネスの新CM
アイルランド発のビールブランド・ギネスが、世界的人気を誇るサッカーリーグ・プレミアリーグのオフィシャルスポンサーとして、新たなCMを公開しました。
本来であればアイルランドやイギリスが舞台になりそうな組み合わせですが、映像の中心はアフリカです。ケニアのバーやストリート、スラム街の一角で、人々がプレミアリーグのユニフォームをまとい試合に熱狂する様子が描かれています。
アフリカンな太鼓のリズムに合わせた応援歌、そして「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければ共に行け」というアフリカのことわざ。これらは、地域文化へのリスペクトを感じさせる表現として機能しています。
「どこから来たかではなく、誰とつながるかが大事だ」というメッセージも、アフリカ市場に踏み込むギネス自身の挑戦のように感じ取れます。
サッカーは世界中で熱狂的なファンを持つ巨大コンテンツであり、アフリカは今後さらに人口増加が見込まれる成長市場です。PR EDGEでも以前取り上げたように、ギネスはビールの味や機能を前面に押し出さず、「その場に当たり前にある存在」として描くコミュニケーションを得意としています。
今回はその姿勢を保ちながら、すでに根付いているサッカー文化にブランドをそっと添わせることで、アフリカという新興市場への浸透戦略としても機能させている点が興味深いところです。
新興国市場への進出において、機能や価格の訴求だけでなく、その土地の習慣や価値観にどう寄り添うかは重要な視点といえます。
巨大なスポーツコンテンツとローカル文化を掛け合わせ、ブランドを新参者ではなくその文化の一部として見せるこのアプローチは、グローバルブランドの市場開拓におけるひとつの解答といえるでしょう。
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