\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<2/16-2/22>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップして紹介する「Pick of the week」。

今回は、Aile The Shotaのピールオフ広告、DAISOイベント、サイネージロッカー、チロルチョコ、dアニメストアの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 「開花宣言」を体験に 花を持ち帰れるピールオフOOH

BE:FIRSTやHANAなど、新進気鋭のアーティストが所属するミュージックレーベル「BMSG」。同レーベルに所属するAile The Shotaが、2026年2月18日(水)に2ndアルバム『REAL POP 2』をリリースしました。

リリースに合わせ、彼の音楽的ルーツである渋谷で期間限定のプロモーションがスタート。2月9日(月)から2月15日(日)まで、渋谷駅内・道玄坂ハッピーボードにて大型広告を掲出。アルバムの先行配信曲「開花宣言(Prod. Shin Sakiura)」のコンセプトである“溢れだした沢山の花”をドライフラワーに重ね合わせ、はがして持ち帰れるピールオフ広告で表現しました。

楽曲に込められたメッセージとともに、アーティストの才能が花開く瞬間を象徴する広告は、通行者が“才能の欠片”を持ち帰ることで企画が完成を迎えるとのこと。ピールオフという体験だけでなく、ドライフラワーがはがされたあとの姿にも期待が集まります。

多様な人々が集まる渋谷という街にアーティストのルーツを重ねながら、リリース直前の話題化により記憶の定着を促し、指名検索や楽曲視聴への導線を強めるプロモーションです。

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2. 群馬県富岡市とDAISOが“カイコ”でつながる カードゲーム×街巡りイベント開催

株式会社大創産業は、DAISOオリジナルトレーディングカードゲーム「蟲神器(むしじんぎ)」をテーマにしたイベント「蚕蟲祭(さんちゅうさい)-蟲神器 絹ノ街 富岡ノ陣」を、2026年2月21日(土)から23日(月)まで群馬県富岡市で開催しました。

イベントでは、カード大会や交流会にくわえ、スタンプラリー、限定カードの配布、コラボスイーツ、フォトスポットなど、ゲームの世界観に浸れるさまざまな体験を用意。

とくにスタンプラリーには、群馬県立世界遺産センターや旧韮塚製糸場などの施設が参加しており、スタンプを集めながら、富岡市の歴史や街並みに触れられる地域回遊型の企画となっています。

カードゲームというIPコンテンツをフックに、市内を巡る体験と組み合わせることで、遊びの文脈を地域の魅力発見へと拡張しました。子どもだけでなく、一緒に訪れる大人もそれぞれの視点で楽しめる、エンターテインメントとシティPRが違和感なく結びついたイベントといえるでしょう。

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3. コインロッカー壁面を広告に変える 新たな広告手法の実証実験が中目黒で始動

グローリー株式会社は、東急株式会社と共同で、コインロッカーの扉面にLEDパネルを搭載した「サイネージロッカー」の実証実験を、2026年2月7日(土)から3月8日(日)まで、東急電鉄中目黒駅にて実施します。

コインロッカーの各扉に高精細なLEDビジョンモジュールを搭載したサイネージロッカーは、複数の扉が連動することで、壁面全体をひとつの大画面サイネージとして活用できるメディアです。同メディアの広告配信システムには、屋外デジタルサイネージの専業メーカーである株式会社TBグループが協力しています。

サイネージロッカーの展開により、既存のコインロッカーを従来どおりに使用しながら、新たな広告面として活用することが可能となります。これまで、利用者以外は「ただ通り過ぎる場所」になりがちだったコインロッカーを生活者との新たな接点として転換することで、駅や商業施設などの未活用スペースの有効活用にも役立つでしょう。

駅の未活用スペースを収益化するプロダクトとして、広告主には生活者との新たな接点を、鉄道・施設側にはDXと新たな広告在庫の創出をもたらす取り組みです。

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4. チロルチョコ、本社を秋葉原へ移転 “チロルツアー”が体験できる新オフィス

2026年2月14日(土)のバレンタインデーに、チロルチョコ株式会社は本社機能を秋葉原HFビル5階の新オフィスへ移転しました。新オフィスのコンセプトは「チロルツアー」。ブランドの世界観を体現する場として企画・設計された空間です。

エントランスでは、1979年発売の「コーヒーヌガー」に使用されているドット柄をあしらった巨大なTIROLロゴが来訪者をお出迎え。奥の待合室壁面には、1962年のブランド誕生以降に制作されたユニークなパッケージデザイン126点を展示し、“遊びゴコロ”で世の中を明るくしたいという想いが込められたデザインの数々が、来訪者を迎え入れます。

「あなたを笑顔にする」をミッションに掲げ、楽しいお菓子の企画・販売を行ってきた同社。移転日をチョコレートと縁の深い2月14日に設定することで、オフィス移転そのものに話題性を持たせました。取引先や消費者だけでなく、同社で働く人々も含めた幅広いステークホルダーに向けて、ミッションを体現するブランディング事例です。

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5. 「いつもアニメをありがとう」 ファンの感謝のメッセージを制作現場へ届ける屋外広告

アニメ専門配信サービス「dアニメストア」は、アニメ制作に携わる人びとへ向けたファンの感謝の言葉を、屋外広告として掲出しました。これらのメッセージは、昨年の勤労感謝の日にあわせて実施した「#いつもアニメをありがとう」プロジェクトで集まった約900件のメッセージのなかから厳選されたもの。(特設サイトはこちら)。

掲出箇所は、アニメ制作にゆかりがあるという都内5エリア(池袋、荻窪、中野、武蔵堺、井荻)。駅構内の大型広告やバス停、電柱など、街の生活導線に沿ったさまざまな場所で熱いメッセージを公開しました。

企業側の一方的な発信ではなく、サービスを介して「ファンと制作者」をつなぐ関係性を創出しています。ファンの行動が制作者へ届く構造になっているため、サービスそのものへの好意が自然に育ちやすいアプローチといえるでしょう。ファンと制作者、そして両者をつなぐサービスをあたたかく結び、よりよい循環を生み出そうとする企画です。

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先週は、アーティストの世界観を持ち帰れる体験として昇華したAile The Shotaのピールオフ広告が多くの注目を集めたようです。地域の歴史資源とIPコンテンツを自然につなげたDAISO×富岡市のイベントや、コインロッカーをメディアとして活用するサイネージロッカーなど、切り口は異なりながらも、さまざまな角度から生活者との新たな接点をつくり出す事例が揃いました。

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