新宿駅で出会う義理と人情──『龍が如く』20周年のメッセージ

新宿・歌舞伎町をモデルにした架空の繁華街”神室町”を舞台に、男たちの生き様を描いたアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』(2005年/セガ)。その誕生から20年を経て、同作が掲げる“美学”や“信念”を力強く表現する大型広告が、新宿駅地下エリアに登場しました。

2026年1月5日(月)から11日(日)の期間、新宿メトロスーパープレミアムセットならびにMetro Concourse Vision 新宿プロムナードで展開されています。

新宿駅から歌舞伎町への動線にもあたる地下通路を通る人びとの耳目を集めるキービジュアルとして、このOOHでは同シリーズのメインキャラクターである桐生一馬と春日一番の後ろ姿が描かれました。

「変わり続けた世界で、変えなかったものが信念だ。」というキャッチコピーが“刺さる”このOOH。時代に合わせて進化しながらも、シリーズの核となる価値観を守り続けるという制作姿勢を示すかのようです。

この大規模OOHは、同作20周年記念プロジェクトの一環にあたります。2025年12月に周年を迎えたとして、シリーズの世界観を“冠・婚・葬・祭”で表現する「冠婚葬祭展」が実施されました。東京会場は終了しましたが、2月には大阪での開催が予定されています。

冠婚葬祭展の様子(撮影・編集部)

アンダーグラウンドの世界を描いた作品だからこそ、オーディエンスの固定概念や先入観を一時忘れさせ、作品が描く「美学」や本質的な魅力を訴求したことが伝わるこの事例。

ある青年のキャリアの節目に、ゲームの名言がそっと背中を押してきたことを表現するコンセプトムービーがそのコアに据えられています。

この広告プロモーションを手掛けた株式会社GEKIの担当者によると、このOOHはゲームタイトルの広告ではなく、作品が追及する普遍的な信念を訴求するための取り組みだったそうです。

そのため、信念を体現する“言葉”を起点に企画。あえて主人公の後姿をKVとすることでゲームを知らない人であっても「自身の信念に基づいて闘う人」だという共感を生むことを企図したといいます。

また、シリーズ1作目での 「自分の目で確かめるさ。人が何て言おうがなぁ。」という桐生一馬の言葉が進学・就職・転職など、あらゆる人生の節目に共通する普遍的な「名言」であることに着目したことで、コンセプトムービーを制作するに至ったとPR EDGEの取材にこたえています。

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