静止画から一歩先へ――デヴィ夫人AIが拓くプロモーション表現

クレアルティ株式会社は2025年12月12日（金）、タレント・デヴィ夫人本人の許諾を得たAI動画を広告・PRに活用できる月額制サービス「デヴィ共創プロジェクト」を正式に開始。本サービスは、企業ごとに発言内容をカスタマイズした“喋る著名人AI動画”を制作・利用できることを特徴とする、著名人を起用したプロモーションの新たな取り組みです。

静止画中心だった著名人起用を、AI動画へ拡張

従来のタレント素材活用は、静止画や事前収録された定型動画が中心で、発言内容を柔軟に変更することは困難でした。また、実在の著名人によるAI動画の使用については慎重な姿勢を示すことが一般的で、業界としても活用が進んでいない状況にありました。

こうした背景のなかでクレアルティ株式会社は、デヴィ夫人本人の理解と協力を得て、AI動画の使用許諾を実現。企業の商品やサービスに合わせてセリフをカスタマイズしたAIスピーチ動画を制作できるプロモーションサービスとして、「デヴィ共創プロジェクト」を展開しています。

LP・SNS広告・サイネージまで幅広く活用可能

本サービスで制作されるAI動画は、ランディングページ（LP）やSNS広告、デジタルサイネージなど、複数の動画媒体での利用を想定。月額制で写真素材とAI動画を組み合わせて活用できるため、継続的な広告展開にも対応しやすい設計です。

なお、発言内容はあくまでプロモーション用途に限定されており、「実際に愛用している」「体験している」といった表現は禁止。事前審査およびガイドラインのもと、適切な広告表現を担保した運用が行われます。

著名人AI活用に新たな選択肢を提示

「デヴィ共創プロジェクト」は、著名人AIの活用に慎重な業界慣行を踏まえつつ、本人の理解と協力を前提とした形で展開される広告施策として、今後のプロモーション表現に新たな可能性を示している施策。今後の展開にも注目が集まります。

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