新聞社創業地ならではのアートツリーでホリデーを祝福|ハイアット セントリック

銀座・並木通りに位置するライフスタイルホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」で、現代美術家・足立篤史氏が手がけるクリスマスツリー「137_+1」を展示しています。歴史とアートが融合したツリーで、銀座の街に新たなホリデーシーンを描きます。

このホテルが建つ場所は、かつて朝日新聞社東京本社が創業した歴史をもつ地。ツリーのタイトル「137」は、1888年の創業から現在までの年月を示し、「+1」は、未来の1日を象徴しているといいます。

高さ約170cmのツリーは、ホテル開業(2018年)以降の新聞紙を素材に、紙を丸棒状に束ねて立ち上がるフォルムで構成。これは、かつて銀座の街で稼働していた輪転機のリズムや躍動を表現したものです。

ツリーのトップで輝く星は、ホテルが新たな一歩を踏み出した瞬間を伝える紙面から制作されたもの。過去の記録が、未来への道標として光を放つさまを表現しています。ツリーを飾る銀の球体オーナメントは、紙面に刻まれた出来事や人々の記憶、その間を絶え間なく流れる時間を映し出す“鏡”をモチーフにしました。

友を呼ぶクリスマスツリー

足元に並ぶギフトボックスには、印刷工程で生じる「損紙」と実際の新聞紙をアップサイクルした素材を使用。役目を終えた紙が“贈り物”として再び価値を宿す姿は、この季節ならではの温かな希望を象徴しています。これは、2024年度に銀座の老舗画材店「月光荘」とコラボレーションした「友を呼ぶクリスマスツリー」でのオーナメントアイデアを継承しています。

同ホテルは、「メディア」・「ファッション」・「ランドスケープ」・「エンターテイメント」の4つのデザインコンセプトに沿ったアートワークやインテリアデザインが館内の至る所で楽しめる、ハイアットグループのライフスタイルブランド。新聞がその土地に刻んだ時間と記憶を再提示することで、非日常感や、ロマンチックな雰囲気を演出するクリスマスモーメントに、ツリーでブランドフィロソフィーを体現しました。

このクリスマスツリーは2025年12月25日(木)まで、同ホテルのオープンスペースにあたる4階ライブラリーラウンジに展示されます。

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