ランニング分野に特化 ライフスタイル提案型新店舗に見る「ムラスポ」のコンセプト
ムラサキスポーツは、同社初となるランニング分野に特化したライフスタイル提案型新店舗「ムラサキスポーツ 大丸心斎橋店」を2025年12月12日(金)にオープン。ランニング用品の販売にとどまらず、「ウェルネス&スポーツ」をテーマに、身体づくりに関する情報発信やイベントを通じた体験機会を提供する、コミュニティー重視の店舗として設計されています。
同社はこれまでもアクションスポーツの領域で、ライダーの支援やイベントの企画を通して文化の土壌を育ててきました。今回の新店舗は、その知見をランニングという身近なスポーツへと拡張し、「遊びでつながる」を軸にした新しいライフスタイル事業の第1歩となりそうです。

クリエイターとの共創による世界観づくり
店舗の世界観設計には、ファッションデザイナーでランナーとして知られる安宗裕記氏、トレイルランナー、ランニングコーチの反中祐介氏をディレクターとして迎えています。ファッションとウェルネスの融合、ランニングカルチャーへの深い理解といった両氏の知見を取り込み、コンセプトから具体的な商品提案までを丁寧に設計。ライフスタイルの広がりを感じられる空間づくりを目指しています。
シューズは関西屈指の品揃えを誇るといい、国内外の最新モデルやデザイン性を備えたラインアップを展開。アパレルやアクセサリーまでトータルで選べる、多様なランナーのスタイルに対応します。

イベントが生む“つながり”と体験価値
同店では、ランニングの楽しさを実際に体験できる定期グループランの実施を予定しています。「ラン+スイーツ」「ラン+ビール」など、走った後のリラックスした時間を共有するプログラムも用意し、初心者でも参加しやすい遊び心のある仕立てが特徴です。参加者同士が自然につながり、心斎橋に新たなランニングコミュニティーが生まれる導線がつくられています。
こうした体験を組み込むことで、商品購入だけでは得られない“関係性”を育て、来店動機の多層化を図る施策として機能しています。
なお、創業の原点であるカフェ文化を受け継ぐ「珈琲紫」も同店で販売。東京・上野で再興した店舗のバリスタが選定したオリジナル豆を提供し、ウェルネスライフに寄り添う日常的な楽しみを提案します。スポーツと日常をゆるやかにつなぎ、ブランドの世界観に厚みを持たせる役割を担います。
小売を“体験”から構築するモデルケース
商品、体験、コミュニティーを一体で設計した今回の新店舗は、価値観の変化が進むなか、小売業がどのように体験価値を起点にブランド接点を再構築していくかを示します。ランニングを軸に人が集い、ゆるやかにつながる場を生む本モデルは、都市型のライフスタイル提案店舗として今後の広がりが期待されます。
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