限定メニューとハンドドリップで独自性を強調 THE CITY BAKERYの店舗戦略

株式会社フォンスが展開するニューヨーク発祥のベーカリー「THE CITY BAKERY 天神ソラリアプラザ」(福岡県福岡市)が、2025年12月10日(水)にリニューアルオープン。福岡上陸10周年を迎える節目に、生活者の日常に寄り添うベーカリー&カフェを目指し、心機一転のリニューアルとなります。

同店では、THE CITY BAKERY としては初となる“ハンドドリップコーヒー”を提供。コーヒー豆は「オブスキュラ コーヒー ロースターズ」や「沢村ロースタリー 軽井沢」から4種類をセレクトし、豆の販売も行うことで自宅でも楽しめる仕組みに。カウンター席でじっくりと1杯を味わう体験を通じて、スタッフと来店客とのコミュニケーションが生まれやすい点も特徴です。

さらに福岡天神限定のオリジナルドリンクも登場。大分県産の果実、不知火(しらぬい)や、福岡を代表する煎茶・八女茶など、地域ならではの素材を活かしたラインアップで、店舗に訪れる動機を一層高めています。

チェーン運営のブランドでありながら、店舗ごとの個性づくりに踏み込んだ取り組み。地域素材を使った限定メニューや、カウンター越しにバリスタとの会話を楽しめるハンドドリップコーヒーの提供など、「ここにしかない理由」を丁寧に設計し、日常づかいの店としての魅力を強化しています。ブランドの世界観を保ちながらも、他店舗にはないメリットを明確に示し、独自性を際立たせました。

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