渋谷メガウォールが進化 ショート映画と広告を掛け合わせた新体験型OOHメディア誕生
京王エージェンシーはHakuhodo DY ONE、ショート映画配信サービスSAMANSAと連携し、渋谷エリア最大級の縦型ビジョン「渋谷メガウォール」を活用した新しい広告メディア「マチカドキネマ」の提供を2025年11月28日(金)に開始しました。
渋谷SHIBUYA109すぐそばという立地で、圧倒的な存在感を放つ同ビジョンを発信地として、DOOHの新たな可能性を探究し、媒体価値をさらに高める取り組みです。

ショート映画と広告を組み合わせた配信設計
「マチカドキネマ」は、SAMANSAが世界各国から厳選したショート映画を上映し、オープニングおよびエンディングに動画広告を、映画上映中には画面下部に静止画広告を配信するサービスです。上映される映画は8〜10分ほどの短編で、アカデミー賞受賞作を含む多様な作品を扱います。
あくまでDOOHとしての配信を基本としながら、通行人を良質なコンテンツに引き込むことで、高い注視率と長時間の広告視聴を促進する狙いがありそうです。立ち止まりを促すというよりも、映像の流れが目に触れやすい環境を整えたイメージに近く、従来の短尺広告とは異なる“新しい表現の余地”を生み出すことでしょう。

立地特性を踏まえた広告価値の拡張
渋谷メガウォールは、渋谷駅前の高トラフィックエリアに位置し、多様な人が行き交う環境。縦型ビジョンの大画面と高精細な映像により、通行中でもコンテンツの印象が残りやすい点が強みです。
訴求力が試されるDOOHにショート映画をミックスすることで、広告のクオリティー向上と話題性を高めながら、街を行き交う人々の生活に自然に溶け込むような広告接触を目指します。

「マチカドキネマ」は毎時1回・約10分の放映で、1日15回の配信を行います。広告枠はオープニング動画、エンディング動画、上映中下部の静止画枠で構成され、料金は4週間500万円、13週間1,200万円、26週間2,000万円(税抜)と明確に設定されており、広告主の目的に応じて期間を選べる設計です。
ショート映画×DOOHで渋谷の街角を映画館に
「マチカドキネマ」は、街角のデジタルサイネージにショート映画というコンテンツを取り入れ、広告との掛け合わせに挑戦する新しい試み。通行者が自然な流れのなかで広告に触れる環境をつくり、リーチの幅と訴求力を広げています。
多くの広告が掲出される渋谷の街を舞台に、DOOHの可能性をさらに拡張していく可能性を秘めた本施策。はたしてどんな反響を呼ぶのか、今後の展開から目が離せません。
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