ロイヤルブルーで気品漂う「ミルクの束縛 ミルクティー」のブランディング
古谷乳業と面白法人カヤックの共同開発による「ミルクの束縛 ミルクティー」が、関東甲信越及び静岡県の一部ファミリーマートで2025年11月4日(火)より順次販売開始となりました。
同シリーズの「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」は、これまでに累計販売数430万本を突破。SNS総インプレッション数は4,500万、UGC(ユーザー投稿)は16,000件超を記録するなど話題となっています。消費者に“束縛される美味しさ”として愛されてきた人気シリーズの「待望の新作」の登場となりました。(PR EDGEの紹介記事はこちら)

紅茶葉には、芳醇で力強い味わいをもつアッサムを採用。ダージリンが香りを楽しむ“ライトボディ”なら、アッサムはまさに“フルボディ”のどっしりとした味わいです。しっかりとしたコクと厚みのある味わいで、生乳の豊かな風味にも負けず、その深みがミルクのまろやかさをいっそう引き立て、互いを高め合う逸品。生乳75%以上がもたらす自然な甘みと、アッサム特有の華やかな香りが重なり合い、口に含むほどに広がる濃密な余韻で、飲み終えたあとも「束縛」されるような心地よさが残ります。

パッケージは、ミルクコーヒーのインパクトのあるデザインを継承しつつ、上質さを表現するため、カラーリングや書体選びにこだわってデザインされています。また、ベースカラーには、気品と紅茶の伝統を感じさせるイギリス王室の公式カラーである「ロイヤルブルー」から着想を得て、ブルーを基調とした気品あるパッケージデザインとなりました。
さらに、正面の「凛とした表情」で外向きの顔、側面の「少し甘えて砕けた雰囲気」で内側の顔を表し、紙パックを回すたび「束縛される体験」に出会うようなデザインとコピーになっています。

また、「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」では随所に仕掛けたコピーがユーザーに楽しんでもらえたことから、ミルクティーではあえて読みづらい薄さの言葉を置くことで、「目を凝らすことで読める」遊び心を演出。
シンプルでありながら、「ゆったりトキメキ」「もう普通のミルクティーには戻れないですよ?」などのユニークなコピーも印象的です。生乳の美味しさに思わず“束縛”されてしまう複雑な感情を閉じ込めた、飲むたびにストーリーが生まれる商品となっています。
そして、北海道と沖縄県を除く全国で好評販売中の「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」は、製品の安定供給体制を強化するため、11月より北陸、中部、近畿、中国・四国、九州地方で販売する製品は兵庫県の共進牧場の生乳を使用したものに切り替え。そのタイミングで、同地方限定でパッケージデザインをリニューアルします。

限定パッケージのデザインコンセプトは、“束縛”を体現する「出会いから別れまでのストーリー」。これは、「ミルクの束縛 ミルクコーヒー」を手に取る”出会い”から、飲んで味わい、そして捨ててしまう“別れ”までの一連の流れを、双方の “関係性”が深まる物語として展開しています。
この物語を伝えるため、商品がまるで感情を持っているかのように“擬人化”し、その心の声を異なるフォントとコピーで表現。商品を手に取ってから飲み終わるまで、まるで商品との短い関係性を体験するかのような“束縛”を感じられるデザインを目指したものです。
写真などのシズル表現を使わず、色と文字のみで味を伝えることをレギュレーションとしている「ミルクの束縛」シリーズ。紅茶のイメージを深みのある青のカラーリングとアクセントの金色で上質さを表現しつつ、工夫を凝らしたコピーによって商品イメージをユニークに補完しています。
それぞれの商品にあわせたこだわりのデザインとコピーですが、全体イメージを統一することでシリーズ商品であることが伝わりやすくなっています。「国産生乳の美味しさをまっすぐに伝えたい」という古谷乳業の思いを消費者に届け、新たなブランドシリーズとしての存在感を確固たるものにしている事例として、今後の展開にも注目したいものです。
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