ティファニーより愛を込めて 幻想的な世界観でクリスマスをロマンティックに描く長尺CM
ラグジュアリーブランド・Tiffany & Co.(ティファニー)のキャッチフレーズ“With love, Since 1837(1837年より、愛を込めて)”。2024年に公開され、2025年も引き続きブランドコミュニケーションの核を担っています。「愛を司るブランド」として世界中で認識されているティファニーらしさを幻想的なトンマナで表現した長尺クリスマスCMが公開されました。
“Love is a Gift(愛は贈り物)”というタイトルで公開された動画に登場するのはチェスの天才少女を描いたNetflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』で主役を務めたAnya Taylor-Joy。雪が降りしきる静かな夜の街を歩く彼女が包装されたブルーボックスを開けると、そこにはプレゼントをもらって喜ぶさまざまな人生の瞬間が詰まっていました。
自分のためではなく誰かのための購買が多いラグジュアリーブランドならではのアプローチで“買う瞬間”ではなく“渡す瞬間”にスポットライトを当てているのです。贈る喜びともらう喜びの尊さを描きつつ、同時にブルーボックスを開けるTaylor-Joy氏の手元や首元につけられたティファニー商品も映像上で訴求しています。
「愛さえあればわたしたちはどんな困難だって乗り越えることができる。たとえ誰かと一緒でも、自分1人だとしても。そう、愛はこの世で最も素晴らしい贈り物なのです」というナレーションで幕を下ろすこの動画、ラグジュアリー業界の王者とも言えるティファニーの世界観にクリスマス風の演出が加わることで大胆なのにどこか繊細な、絶妙なバランスが印象的でした。
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