「my屋台を、持とう。」天神・中洲・長浜の27軒の個性豊かな屋台が登場する列車が運行
屋台文化を中心としたシティープロモーションを展開している、福岡県福岡市。全国初の屋台基本条例が制定10周年となった2023年8月には、福岡市地下鉄の車両を屋台のように装飾にした史上初の「屋台列車」を運行しました。

天神・中洲・長浜の3大屋台街は、駅から徒歩圏内に位置するといい、そこから計45軒の屋台が、車両内に“出店”し、車内ジャックを敢行。
全6車両1編成すべての車内広告を貸し切り、屋台の“のれん”をイメージした中吊りや実際に屋台に置いているメニュー表を使った「屋台のリアルメニュー展」をドア横に掲出。窓上には、店主自身が料理の撮影をした「うちのこれはガチでうまい展」の装飾も施されました。

そんな福岡市地下鉄の「屋台列車」が2025年に復活します。「my屋台を、持とう。」をキャッチコピーとした情報発信のひとつとして、2025年11月1日(土)から11月21日(金)までの期間で運行します。


今回は、個性豊かな27軒の屋台店主が登場しています。ひとことコメントとともに楽しく紹介された車内は、グルメ雑誌さながらの雰囲気を演出。実際に屋台に行きたくなるようなワクワク感を演出しています。
2023年度に福岡市が調査したところによると、屋台を利用した観光客の半数近くが、「福岡市在住の知人からの紹介」が利用のきっかけと回答していたそうです。 そこで、今年度は、まずは多くの福岡市民に屋台のファンになってもらい、知り合いにおすすめしてもらうことを目指した企画となっています。

さらには、福岡市民であり、日頃から屋台を利用されているというタレントのゴリけんさんと髙木悠未さんをメッセンジャーに起用。ふたりが実際に屋台を訪れ、楽しむ様子も車内で展開されます。
福岡市はこれまでにも新たな屋台営業者を募集したり、たくさんある屋台からお好みの屋台を選びやすくするなどの屋台DXの活用に取り組んでいたりと、数々の施策を実施してきました。
屋台の魅力を発信する場としての「屋台列車」の車両ジャックは、新規にあたるターゲット層に直接アプローチするのではないところもポイントです。まずは福岡市民が屋台の魅力を再確認してもらい、知人として訪れた観光客に紹介してもらおうという口コミ活性化の施策となっています。
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