地域に根ざしたコラボの新形態――島村楽器×九州乳業が九州を盛り上げる

島村楽器が、九州乳業の「みどり牛乳」とコラボレーションしたギターストラップやピックを、2025年9月17日(水)より大分・福岡の店舗やオンラインストアで販売。異色の組み合わせながら、地元の文化資産と音楽を結びつけることで、新しい活気をもたらそうとする試みです。

島村楽器の歩みと理念

全国182拠点で楽器販売や音楽教室を展開する島村楽器は、地域に根差した企業との協働を通じて音楽を身近にする取り組みを続けてきました。創業から半世紀以上、「音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を1人でも多く創る」という理念を掲げ、販売にとどまらず楽器の修理、イベント、スタジオ運営まで幅広く展開しています。

今回のコラボレーションも、地域ブランドと結びつくことで音楽に触れるきっかけを広げたいという姿勢から生まれました。

九州乳業「みどり牛乳」の存在感

一方の九州乳業は1964年に創業し、大分を中心に九州全域で親しまれてきた老舗メーカーです。とくに「みどり牛乳」は、学校給食や家庭の食卓で長年愛されてきたブランド。生活とともに育ち、世代を超えて親しまれてきた存在です。その親近感と信頼感が、今回の音楽グッズに新しい意味を与えました。

商品に込められた地域の記憶

発売されるギターストラップは牛乳パックを思わせるデザイン、ラバーは瓶の蓋をモチーフに、ピックにはロゴを施すなど、みどり牛乳をつかさどるデザインを生かしました。九州で育った人であれば、かつての記憶や文化を再確認することでしょう。パークプレイス大分店での「みどり牛乳」オリジナルグッズ販売も含め、地域に根ざしたブランド体験を広げています。

九州を盛り上げるコラボレーション

商品開発にあたっては、島村楽器スタッフが九州乳業の本社を訪れ、工場見学を交えて意見交換を重ねてきたとのこと。異業種ながら「コラボを通じて大分をはじめ九州全体を盛り上げたい」という共通の思いから前向きな企画を実現したといいます。

「みどり牛乳」が地域の生活を支え、島村楽器が音楽文化を広げてきたように、この協働は九州の誇りを再発見させる取り組みといえます。ローカルブランドと音楽が出会うことで、世代や趣味を超えて人びとをつなぎ、地域全体の盛り上げていく……地域に根差した異業種コラボレーションでのPR事例です。

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