『ベルセルク』最新刊発売を記念 東京・渋谷に死神ラクシャス襲来
マンガ『ベルセルク』(白泉社刊)の最新・43巻発売を記念した屋外広告が、渋谷駅構内に登場。掲出期間は2025年9月1日(月)から9月7日(日)までの予定です。
渋谷ハッピーボードに「死神襲来。」 pic.twitter.com/hZfVzbyiKI
— ベルセルク公式 (@berserk_project) September 1, 2025
この広告は、「渋谷を死神がジャックした」というコンセプトのもと、作中に登場するキャラクター「ラクシャス」をモチーフにした巨大立体ポスターとサイネージで構成。
掲出場所は東急田園都市線渋谷駅の改札外B1階にある「道玄坂ハッピーボード」と、ハチ公改札を出てすぐの階段壁面。いずれも人通りが多い場所です。
地下通路の壁面に設置された立体ポスターは、仮面をかぶったラクシャスが現実世界に飛び出してきたかのような演出が施されました。また、サイネージでは、映像で作品の世界観を表現。往来する人びとに、視覚的なインパクトを与えます。
『ベルセルク』は、三浦建太郎氏によるダークファンタジー作品。2021年5月に三浦氏が急逝しましたが、原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二として連載を再開(収録単行本は42巻以降が該当)しています。
三浦氏の親友であるマンガ家の森恒二氏、アシスタントとして作画を担当してきたスタジオ我画スタッフ、連載誌である『ヤングアニマル』編集部担当者らは、三者三様に『ベルセルク』のストーリーやエピソード共有していたことから再開準備が進められたといいます。
現在の制作陣は、生前の三浦さんとの会話や原稿制作を通して、それぞれに根付いた「三浦建太郎」を真摯につむぎ、物語を未完としないことを決意、連載を再開しました。
ベルセルクワールドをリアルに体感させる試みであり、ファンはもちろん、通行人にも印象を残すこの事例。志なかばでこの世を去ったクリエイターの遺志が、戦友たちの手でたゆまず紡がれていることをあらためて世に知らしめることでしょう。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

1