\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<8/25-8/31>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、日清食品「カップヌードル 魚豚」、Air France、日清食品「どん兵衛辛麺」、ブレインスリープ、大阪府泉佐野市の事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 「怒りが甦ってきました」あの“こすられ続ける”ネタを神取忍が完全再現|日清食品
日清食品「カップヌードル 魚豚」の発売を記念して、2017年の格闘イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAMD-PRIX2017」をめぐる“伝説の出来事”を再現したWeb CM「クセ旨公開計量篇」を制作、2025年8月27日(水)に公開しました。
このCMの元ネタは、試合前日に行われた公開計量の場で、対戦相手であったギャビ・ガルシア選手の体重が規定を12.7kgオーバーしていたことに対して、神取忍選手が怒髪天を突いたエピソードです。
実際に、主催者側は35キロにも及ぶ体重差を危険と判断して、試合中止を申し入れますが、神取選手は体重差を踏まえても試合を強く望んだという一連の出来事。長年“こすられ”続け、インターネット・ミーム化しています。
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2. 真紅のドレスを着た女性がエッフェル塔の頂上で見たものとは Air Franceのブランディング動画
フランスを代表する航空会社Air Franceは、優雅さと華やかさを兼ね備えたブランドであることをアピールするため、首都パリを舞台に同国が誇るエレガントな景観を活用したCMを公開しました。
パリの街角を颯爽と駆け抜ける赤い人影を映すところからはじまる動画は、通常であればあり得ないような長さのドレスを着た女性がエッフェル塔に向かう様子を描いています。
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3.「広告が思いつきません」「#どん兵衛辛麺の広告作ってみた」日清食品が広告を大募集
日清食品が、「日清のどん兵衛辛麺」の広告を8月22日(金)からX(旧Twitter)募集しています。「これまで自由な発想を大切にし、商品がみなさんの印象に残るようさまざまな広告を考案してきたが、ついにネタ切れしてしまった」という同社。
「#どん兵衛辛麺の広告作ってみた」というハッシュタグを中心に行われる、このSNSキャンペーン。8月18日(月)に全国でリニューアル発売した「どん兵衛辛麺」は、辛さと旨みのバランスが絶妙な味わいに仕上がっているといい、その魅力をどう伝えるかに悩んだ担当者は、一般ユーザーに広告制作を委ねることに至ったそうです。
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4. 情報を極限まで削ぐ、ブレインスリープの「脳が眠る電車」交通広告
株式会社ブレインスリープが企画・制作した広告作品が、「交通広告グランプリ2025」において、車両メディア部門の優秀作品賞を初受賞しました。交通広告グランプリは、株式会社ジェイアール東日本企画が主催する交通広告・街ナカサイネージ作品を対象にした広告賞です。
この広告賞では、交通広告としての特性が活かされている、広告としての完成度が高い、新しい試みや新しい視点があるなどの選考基準に沿って、優秀な作品が顕彰されています。
本来、広告は「情報を伝える」ために企画制作をするため、つい情報量が多くなりがちですが、今回は「脳を休ませる」というコンセプトのもと、情報を極限までそぎ落としたミニマルな広告が展開されました。
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5. ふるさと納税改正目前! 大阪府泉佐野市が仕掛ける大胆PR“もうええで省”
2025年10月1日(水)から、ふるさと納税制度の見直しとして、ふるさと納税ポータルサイトでのポイント付与が禁止されます。大阪府泉佐野市はこれまで「家計を助けるふるさと」を掲げて積極的な情報発信を行ってきました。
今回、同市は最後の駆け込み施策として“投資家”ボビー・オロゴンさんを起用したショート動画と、メッセージ入り泉州タオルの大量配布という2本立てのプロモーションを展開します。
8月25日(月)に公開されたショート動画「投資家ボビーの世のため 人のため 金のため」では、投資家としても知られるタレントのボビー・オロゴンさんが、物価高に悩む生活者に向けてふるさと納税の魅力について、ユーモアを交えて熱く語っています。「マジですぐやれ、泉佐野。」を合言葉に制度を投資のひとつとして捉え、家計を助けるための活用法をアドバイスします。
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先週は、日清食品の2ブランドの施策が多くの方に読まれたようです。毎回、受けての意表を突く広告やPR施策を実施してくる印象の同社。
ブランドごとのイメージと実際の施策との親和性や話題作りなど、参考にしたい事例が多いので、たくさんの人の興味関心を呼んだのかもしれません。
その他にも、数年前から定期的に放映されるAir Franceの映像も再注目されました。大阪府泉佐野市の自治体としては少し攻めた印象の動画配信、逆に情報を究極に削いだブレインスリープの交通広告など、情報に触れてもらうきっかけ作りとその後の記憶の定着に寄与する仕掛けをどう成立させるのか、振り幅のある事例が揃いました。
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