ふるさと納税改正目前! 大阪府泉佐野市が仕掛ける大胆PR“もうええで省”

2025年10月1日(水)から、ふるさと納税制度の見直しとして、ふるさと納税ポータルサイトでのポイント付与が禁止されます。大阪府泉佐野市はこれまで「家計を助けるふるさと」を掲げて積極的な情報発信を行ってきました。

今回、同市は最後の駆け込み施策として“投資家”ボビー・オロゴンさんを起用したショート動画と、メッセージ入り泉州タオルの大量配布という2本立てのプロモーションを展開します。

投資家ボビーが語る「マジですぐやれ、泉佐野」

8月25日(月)に公開されたショート動画「投資家ボビーの世のため 人のため 金のため」では、投資家としても知られるタレントのボビー・オロゴンさんが、物価高に悩む生活者に向けてふるさと納税の魅力をユーモアを交えて熱く語っています。「マジですぐやれ、泉佐野。」を合言葉に制度を投資のひとつとして捉え、家計を助けるための活用法をアドバイスします。

動画は、YouTubeショートの広告や泉佐野市の公式チャンネルで配信され、堅くなりがちなテーマを身近に感じさせる切り口に仕上がっています。リンク先では「ふるさと納税は家計を助ける」「ふるさと納税のポイントはあと少し」「ふるさと納税は未来投資」という3本の動画を公開中です。

「もうええで省」メッセージ入り泉州タオルをサンプリング

さらに泉佐野市は制度改正に対する率直な思いを込め、9月5日(金)の11時から18時まで、渋谷駅中央口と有楽町駅中央口の2カ所で1万枚の「もうええで省」というメッセージがデザインされた泉州タオルを無料配布します。

ふるさと納税をはじめとするさまざまな課題への意思表示や、その熱意によって出た汗を拭う際に活用してもらいたいという熱い思いとともに、泉州タオルの魅力を体感できる機会を創出しています。

また9月1日(月)〜7日(日)には、JRや東急沿線で屋外広告を展開。「もうええで省」を合言葉に、同市の政治に対する真摯な姿勢をアプローチします。

市の存在感をアピール

泉佐野市は関西国際空港を抱える国際都市として、これまでも独自の取り組みで注目を集めてきました。今回のプロモーションでは制度改正というタイムリーな話題に合わせ、タレント起用と名産品をもって、ふるさと納税の駆け込み需要を促すだけでなく、市そのものの存在感をアピールします。

同市は「家計を助けるふるさと」という理念のもと、特産品や観光資源を通じた経済活性化、移住・定住促進、関係人口の創出など、多角的な地域価値発信を続けていく方針とのこと。制度改正を逆手にとったアプローチで、地方自治体が持つ発信力を示しました。

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