ビヨンセがデニムカウボーイに 言葉で語らずブランドの姿勢を体現するリーバイスのCM

1997年にデスティニーズ・チャイルドとしてデビューし、その後ソロ活動が大ヒット、今となってはアメリカのポップミュージック業界の女王として君臨する稀代の歌姫・ビヨンセ。2024年にはこれまで手がけてきたジャンルとは大きく異なるカントリーミュージックをベースとしたアルバムを発表し、話題となったことが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

デニムウェアのリーディングブランドでもあるリーバイスは、そんなビヨンセをキャスティングした大規模なブランディングキャンペーンを公開。これまでにないような魅力が詰め込まれた映像に仕上がっています。

“The Denim Cowboy(デニムカウボーイ)”という動画で描かれるのは、カウボーイ役を務めるビヨンセが自由気ままな生活を送る様子。ふらっと訪れたコインランドリーでも、おそらくは職場だと思われるダイナーでも、刺激を求めて足を運んだビリヤードバーでも、ただ存在するだけで周囲の視線を集めてしまう様子が淡々と映し出されます。

シルエットが何よりも大切なデニムだからこそ、ビヨンセのヒップラインにフォーカスするシーンも多いのですが、それが純粋にかっこいいと思えるようなカット・演出となっています。

超ビッグネームをキャスティングしたからこそ、そのタレントに商品特徴や理念を言葉で語らせるのではなく、その存在感やビジュアルだけでブランドの姿勢を体現させた硬派な動画でした。

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