料理もアートも推しと一緒に――VTuber起用で広がる味ぽんの新しい食体験

ミツカンが展開する「味ぽん®」ブランドと、女性VTuberグループ「ホロライブ」とのコラボキャンペーン「ホロぽん飯テロ部 2025」が2025年8月8日(金)から期間限定で開始。

今年の注目はファン待望のさくらみこさんの初参戦です。彼女の愛称「PON」と味ぽんの“ぽん”をかけた象徴的な起用で、ファンの声に応えての登場となりました。

ファンの声から“待望の入部”が実現

2024年に始動した「ホロぽん飯テロ部」は、ホロライブ所属タレントたちが味ぽんを使ったレシピやコンテンツで食の魅力を伝えるプロジェクト。昨年は白銀ノエルさんをはじめとした6名が起用され、SNSや動画配信を通じて話題を呼びました。

特に注目されたのが「PON」の愛称で親しまれているさくらみこさんの不在。SNSや問い合わせを通じて「なぜみこちがいないのか」との声が相次ぎ、ミツカン側もその熱量を受け止め、今年は晴れて“部員”として正式に参加。ファンの声が施策に影響を及ぼしました。

“味ぽん推し”ノエルとの再タッグで深化するコラボ

昨年に引き続き起用された白銀ノエルさんは「おろしぽん酢かければ全部水」と語るほどの筋金入りの味ぽんファンで知られています。彼女の“ぽん愛”を生かし、キャンペーンの核を担う存在として再登場。オリジナルソングの歌詞にも味ぽん愛を込めるなど、商品とVTuberが高い親和性を持つ例となっています。

投稿型コンテストでファンを部員に巻き込む

今回の施策では、ファン参加型企画として「ホロぽん飯テロ部 2025」部員募集キャンペーンを実施。X(旧Twitter)を舞台に、料理班とファンアート班の2部門で作品募集を行い、受賞作品は白銀ノエルさんの配信内でエース部員として表彰されるという仕組みです。

加えて、受賞者にはシークレットイラストタペストリー2種も用意されており、コンテンツとしての価値とファンエンゲージメントの両立が図られています。

VTuberとの協業がもたらすブランド再活性

ホロぽん飯テロ部は、調味料という日常商材にエンタメ性と参加性を加えることで、新たな生活者との接点創出を図っている施策。今回はファンの声を受けてさくらみこさんを起用した点が消費者との双方向性を高め、企業の柔軟なブランド運営姿勢を印象付けてくれそうです。

60周年を迎えた「味ぽん」ブランドが挑むコラボは、長年の定番商品が新しい世代とつながるきっかけをもらします。消費者が受け身ではなく“部員”として参加する構造や、コンテンツ視聴と商品購入を一体化させた設計は、これからの食プロモーションにおけるひとつの指標となるかもしれません。

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