渋谷・梅田の大型ビジョンに登場 地上と宇宙をつなぐバーチャル情報ナビゲーター

株式会社パス・コミュニケーションズが、新たなバーチャル情報ナビゲーター「茜ソラン」を2025年8月1日(金)にデビューさせました。同社は「宇宙と街を繋ぐ」をミッションに掲げ、情報宇宙ステーション「P.A.S」からの情報発信という設定で、茜ソランを広報担当として活用していく方針です。

東京・渋谷の109フォーラムビジョンと、大阪・梅田のdipビジョンという2つの屋外大型ビジョンでデビューした新人Vtuber、茜ソラン。9月30日生まれ、身長158cmのバーチャルキャラクターという設定です。情報宇宙ステーションのクルーで、落ち着いた雰囲気ながら、好奇心旺盛で少し天然な性格だといいます。

現在、両ビジョンでは「自己紹介篇」「おはよう篇」「おやすみ篇」の3種類の映像が放映され、これまでにない広報活動がスタートしました。

日本有数の「若者文化の発信地」とされる渋谷の109フォーラムビジョンは、多くの人が滞留するハチ公広場前に設置されており、電車内からも視認可能な立地にあります。一方、dipビジョンはビジネス街としての顔も持ち合わせた関西随一の繁華街・梅田に2023年1月に設置された100平米超の3D動画対応ビジョンです。

茜ソランのキャラクターデザインには複数のクリエイターが関わっているといいます。イラストレーターに玖条イチソ氏、Live2Dモデラーにこうしょうじ氏、映像クリエイターに水森知清氏を起用。株式会社Candeeが制作協力として参加しました。

このプロジェクトを取り仕切る、パス・コミュニケーションズは屋外広告媒体事業を展開する企業です。同社によると、屋外大型ビジョンで最新情報や街の話題、宇宙の映像などを通じて、街を歩く人びとに新しい体験を提供していくとしています。

また、SNSを通じた情報発信も予定。茜ソランのX公式アカウントも同日にローンチしました。

梅田・渋谷という繁華街の巨大サイネージからどのような情報発信を行っていくのか……。現時点では未知数ですが、「宇宙と街を繋ぐ」というコンセプトのもと、さまざまなプロモーション・広報媒体として成長させていくことでしょう。これからの動向を「空を見上げて」チェックしてみる価値がありそうです。

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