婚姻制度について考える選挙に 選挙ポスターを利用したARカメラが登場
選択的夫婦別姓実現とジェンダー平等を推進する一般社団法人あすにはと、 同性婚の法制化を目指す、マリフォー(公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に)は、共同企画として、選挙ポスターを利用したARカメラ「MARRIAGE VISION(マリッジビジョン)」を開発しました。2025年7月20日(日)に行われる、第27回参議院議員選挙を対象に、2025年7月10日(木)より全国の選挙区で利用を開始しています。
MARRIAGE VISIONは、街頭の選挙ポスターにスマートフォンのカメラをかざすと、その候補者が「同性婚」「選択的夫婦別姓」の法制化に賛成しているかを示すARが登場し、法制化に対する候補者の姿勢を一目で確認することができます。アプリをダウンロードすることなく、サイトにアクセスして選挙区を選ぶだけで利用できるため、より気軽にコンテンツを楽しむことができます。
日本は、G7で唯一「同性婚」と「夫婦別姓」が認められていない国として知られ、法整備の遅れが国内外から指摘されている状況です。
注目のトピックスでありながら、当事者でないと普段なかなか考える機会の少ないこれらの課題について、今回は“生活の中で最も身近な候補者選びの場”でもある選挙ポスターを媒体として活用するアイデアで、よりライトに「同性婚」「夫婦別姓」について考えてもらうきっかけを作っています。
MARRIAGE VISIONを利用し、スマートフォンを選挙ポスターにかざすと、法制化に賛成している候補者のポスターからは3Dエフェクトが登場します。「同性婚に賛成」「選択的夫婦別姓に賛成」という立体的な文字のエフェクトや、結婚をイメージしたという花束をモチーフとしたポップでカラフルなデザインは、従来の選挙に対するイメージとのギャップも感じられ、若年層を中心に話題を集めそうです。
身近なスマホと、日常でも目にする選挙ポスターを掛け合わせた施策で、結婚に関連する法整備について考えるきっかけとなっている本企画。“7月の参議院選挙を、結婚について考える選挙に”というコンセプトで、選挙をイメージの湧きやすい切り口で捉え直すことを提案し、若年層も含めた投票率上昇への貢献も期待される取り組みとなっています。
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