入力遅延と操作ミスで“寝不足”を実感!睡眠改善薬ドリエルが仕掛ける啓発プロモーション

睡眠改善薬「ドリエル」を展開するエスエス製薬は、eスポーツ業界における睡眠不足の課題に着目し、寝不足時のパフォーマンス低下を操作感で体験できるコントローラー「NEBUCON(ネブコン)」を開発しました。

この取り組みは、2025年7月5日(土)に開催されるeスポーツ大会「SLEEP FIGHTER II」と連動したもの。人気格闘ゲーム『ストリートファイター6』とのコラボで、選手たちが“睡眠計量”を踏まえて勝負に挑む、世界でも珍しい形式の大会として注目されています。

寝不足を操作感で体感

NEBUCONの最大の特徴は、寝不足時に起こる「判断ミス」や「反応遅延」といった認知機能の低下を、操作感で再現するところ。Brook GamingやアーケードコントローラービルダーのPonta氏、三和電子といった専門技術者と連携し、操作性をあえて“悪化”させる仕様を開発しました。


<アーケードコントローラービルダー>Ponta氏

8時間睡眠の「NORMAL MODE」から、徹夜状態の「GROGGY MODE」まで、遅延や誤入力の段階を切り替えながら、プレイヤーが“寝不足の怖さ”を体感できる仕組みになっています。

ランダムモードでは5秒ごとにボタン配置が勝手に変更され、意図しない操作ミスを引き起こす……。普段、1フレーム(約0.016秒)の差が勝敗を分けるeスポーツの世界において、これがどれほど致命的かは言うまでもありません。

啓発を“体験”に変える

本施策が注目を集めているのは、単に製品の訴求を行うのではなく「睡眠を軽視しがちな若年層」への強いメッセージを、エンタメ性を保ったまま伝えていることにありそうです。

NEBUCONは、2025年6月30日(月)に行われた「SLEEP FIGHTER II」顔合わせ配信内で初披露され、板橋ザンギエフやShuto、どぐらら人気選手が実際に操作する様子が公開されました。7月5日の大会当日には会場に試遊台も設置され、来場者が自由に体験できる予定です。

“勝つためにはまず寝ること”というドリエルのメッセージは、対話ではなく“体感”によって届けられることで、より深く浸透することが期待されます。

製薬会社がeスポーツに参入した意義

エスエス製薬では2024年にも、睡眠不足による減点ルールを導入した「SLEEP FIGHTER」を開催しており、今回の第2弾はその進化形とも言える取り組み。OTC医薬品の開発・提供を通じてセルフメディケーションを推進する同社が「日常生活の質の向上」という視点から、eスポーツの現場へと踏み込んだことは、製薬会社としても革新的な動きと言えるでしょう。

PRイベントやキャンペーンにおいて「共感」や「実感」の重要性が叫ばれる中、NEBUCONはまさに“体験を通じた納得感”を与える装置として機能しています。本施策は単なる話題づくりにとどまらず、社会的課題に対する実践的なアプローチとしても高く評価されるプロモーションといえるのではないでしょうか。

その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る