“7”がそろう日 江ノ電利用・鎌倉エリア来訪をうながす記念入場券を発売
2025年7月7日(月)。この日は「令和7年7月7日」と“7”が3つ並ぶ日付です。元号・月・日すべてが「7」となるのは、明治以降、150年以上の歴史において3回しかないといい、直近では平成7年(1995年)以来、実に30年ぶり。
この特別な日を記念して、江ノ島電鉄株式会社(以下、江ノ電)が数量限定の記念入場券を発売します。
縁起の良い日付と“七福神”を組み合わせた、地域密着の記念施策
江ノ電が2025年7月5日(土)より発売する「令和7年7月7日記念入場券」は、藤沢駅・七里ヶ浜駅・鎌倉駅の3駅分のB型硬券を台紙にセットにしたもの。税込価格は1セット600円で、1,500セットの限定販売です。
券面デザインには、鎌倉・江の島エリアに点在する「鎌倉江の島七福神」のモチーフを採用。縁起の良い「7」と地域の文化資源をかけ合わせた特別仕様です。
ただの「数字遊び」にとどまらず、地域の魅力を引き出しながら、江ノ電の利用促進と観光地への周遊を促そうという点が特徴です。
現地でも、自宅からでも。幅広い層へのアプローチ
入場券は藤沢駅(11:00~20:00)、江ノ島駅・鎌倉駅(いずれも7:00~21:00)の3駅で販売されます。七里ヶ浜駅は券面に含まれますが、販売駅には含まれていません。
全券にはシリアルナンバーが刻印されており、台紙サイズはA5。硬券ならではの手触りやサイズ感に加え、コレクション性の高さもポイントです。なお、この入場券は乗車券としては利用できず、入場のみ1回限り有効です(有効期間は2025年8月31日まで)。
また、遠方に住む人のために通信販売を実施。通販サイト「きっぷと鉄こもの」で、7月5日(土)10時から販売を開始し、専用のシリアルナンバー(1~200/701~800)を割り当てるといいます。
数字と記憶を結びつけ、地域文化への想起を誘うプロモーション
本施策は「令和7年7月7日」という希少な日付に、沿線に点在する七福神のモチーフを重ねることで、鎌倉・江の島エリアの文化や魅力に自然と想いを寄せたくなる仕掛けとなっています。硬券仕様、シリアルナンバー入り、限定枚数といった特別感のある設計は、鉄道ファンや観光客の心をつかむはず。
また、駅での現地販売と通信販売の併用により、多様な層へのアプローチが可能となっている点も見逃せません。記念性と地域性を兼ね備えたこの取り組みは、鉄道会社が主導する地域密着型プロモーションの好例といえるでしょう。
“7”がそろうこの特別な日に記念入場券を手にして、鎌倉・江の島の街をゆっくり巡ってみる……。それは思い出深い旅になるのではないでしょうか。
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