生成AIでSNSを活性化!「サクまろ」のリアルタイム参加型マーケティングとは?
株式会社ディー・エル・イーが保有するコンテンツ「秘密結社 鷹の爪」と、株式会社おやつカンパニーが展開するスナック菓子「くちどけ小路サクまろ」は両者がコラボレーションした「サクまろ販売促進強化プロジェクト」を展開します。
スナック菓子・サクまろの販売強化に伴い発足した同プロジェクトでは、2025年6月2日(月)から生成AIを活用してSNSを活性化させる取り組み「#究極のサクまろ美味しいシチュエーション」がスタートしました。
「#究極のサクまろ美味しいシチュエーション」では、SNS上でフォロワーからサクまろを楽しむシチュエーションやサクまろのキャッチコピーを募集。それらのアイデアをもとに、生成AIを活用してリアルタイムに画像を生成しSNSで展開します。
生成AIを活用することで、スピード感のあるコンテンツ生成ができ、ユーザーを飽きさせないプロモーション活動を継続することが可能です。また、フォロワーの意見を取り入れながら、リアルタイムで画像をブラッシュアップできるため、フォロワーとの相互コミュニケーションの活性化が期待されます。
今回の取り組みでは、Xのサクまろ公式アカウントと、26万フォロワーを擁する鷹の爪団・吉田くんのアカウントからアイデアの募集を行いました。サクまろの宣伝強化にあわせ、吉田くんが「毎日何か投稿しろ」とポスト。
それに対し、サクまろ側が吉田くんに投稿コンテンツの制作を依頼するという流れでプロジェクトが展開します。サクまろや鷹の爪団のキャラクター性を活かしたやりとりが、自然にユーザーを惹きつけ、思わず参加したくなるプロモーションに仕上がっています。
フォロワーからは「サクまろ俳句部」や、サクまろを使った視力検査など様々なアイデアが投稿されますが、AIによる画像生成では商品パッケージが異なったり、他のスナック菓子と間違えられてしまったりと、生成AIならではのミスも。そんな間違いにもツッコミをいれながら、コンテンツの生成過程をあえて公開することで、完璧ではないAI画像生成の欠点を面白さとして変換しています。
公式Xアカウントでは、プロジェクトの開始から初動10日間で、過去6ヶ月の月平均と比較してインプレッション数397%、プロフィールクリック数311%を達成しており、投稿頻度やストーリー性によるライブ感がアカウントの魅力アップに繋がっているようです。
2025年6月16日(月)からは、サクまろの期間限定フレーバー「焼きとうもろこし味」が新発売。発売にあわせ、サクまろと鷹の爪団が登場する新作アニメ『まっすぐなサクまろ』も公開され、SNSでのコラボレーションと併せた話題性の獲得が、商品の認知拡大や購買行く向上にも効果を発揮しそうです。
流行の生成AIを活用しながら、その欠点すらもポジティブに活かしてしまうプロモージョン展開で、SNSの活性化に貢献している本施策。プレゼントキャンペーンに頼らないフォロワー獲得の新たな手法として、今後の展開が楽しみな事例です。
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