これが明治!? タイで公開されたあまりにシュールな牛乳のCM

牛乳をはじめとした乳製品を手がける明治は、今や世界中の国と地域で事業を展開しており、それぞれのマーケットの文脈やユーモアに合ったクリエイティブを制作しています。この度タイで公開されたCMでは、日本国内での印象とは全く異なる、少しシュールな親子のやりとりが展開されています。

“Sliding Mom(スライディングママ)”という動画では、タトゥーショップにいる少女が手元の牛乳のふたを開けると、別の場所にいた母親が不思議な方法で移動してきます。そして「ところで試験勉強はしているの? ちゃんと勉強しないと……」と小言を言い始め、少女が牛乳のふたを締めすると一旦停止した母親が去っていきます。

さらにもう一度呼び出され「ところで何色のタトゥーにすればいい?」「白に決まっているでしょ」「では黒でお願いします」といった会話が繰り広げられます。

実はこのクリエイティブは牛乳を母親に喩えており、すべての成長期の人の味方であることをアピールしつつ、タイで販売中の牛乳にはまだ蓋付きのものが少なく、好きなときに好きなだけ飲めることは、話したいときに話せる母親と同等だという演出が施されているのです。ローカライズの一つの手本として、参考になるかもしれません。

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