おちょこ片手に酒蔵巡り!JR西日本が提案する“地域とつながる”周遊体験型観光

JR西日本は2025年6月、兵庫県を舞台に「旅するおちょこ」プロジェクトを始動しました。日本酒と伝統工芸を組み合わせた体験型観光コンテンツとして、地域に根付く酒造文化やものづくり文化を楽しみながら、兵庫の新たな魅力に触れられる取り組みです。

本プロジェクトでは日本六古窯のひとつである丹波焼のオリジナルおちょこ、播州織の巾着、そして日本酒や工芸に関する小冊子「うんちくの教科書」がセットになった“旅のパスポート”を販売。購入者はこのセットを持って、兵庫県内の26の酒蔵や飲食店を巡り、無料試飲などの特典を受けられます。

地域に根ざした観光体験の提案

「その土地のお酒を、その土地の酒器で、その土地で愉しむ」というコンセプトのもと、日本酒と工芸の魅力を一体で楽しめるよう設計されているのが本プロジェクトの特徴。地域の伝統的な酒造文化と工芸文化を組み合わせることで、五感を使って味わう旅を演出しています。

また、LINE公式アカウントに登録すると、毎月1回、兵庫県内のいずれかの酒蔵で使える試飲チケットが届く仕組みも用意。これにより、ゆっくりと時間をかけて各地を巡る楽しみ方が可能になります。

新たなファン層の開拓にも貢献

本取り組みは、すでに日本酒や陶芸に親しんでいる方はもちろん、これまで関心はあっても接点がなかった層にも広く開かれています。

4,500円(税込)という手頃な価格で、酒器として実用性のあるおちょこと巾着、そして学びの要素を含んだ小冊子がセットになっており、気軽に伝統文化に触れるきっかけに。

こうした構成によって、旅行中のちょっとした体験だけでなく、帰宅後も使い続けられる思い出の品となりそうです。

万博を契機に広がる可能性

本プロジェクトは、大阪・関西万博を見据えた取り組みでもあります。兵庫県を起点とし、西日本各地に展開できるモデルとして、地域の地酒と工芸を軸にした広域連携につながる可能性もあるでしょう。

観光による消費促進だけでなく、地域文化への関心を育てる導線として、長期的な波及効果が期待されます。

オンラインとリアルで広がる販売チャネル

「旅するおちょこ」セットは、JR西日本の公式産直オンラインショップ「DISCOVER WEST mall」で購入可能です。

また、2025年7月11日(金)・12日(土)には、KITTE大阪で開催されるイベント「旅するおちょこ×兵庫の酒 IN KITTE大阪」でも販売を予定。イベントでは利き酒体験や酒蔵紹介も行われ、直接体験できる機会が提供されます。

今後はJR西日本グループのホテルや関西圏の連携店舗でも、販売を拡大していく予定です。

地域の魅力にふれる、あたらしい旅のかたち

「旅するおちょこ」プロジェクトは、地域の伝統文化と観光を結びつけ、新たな体験価値を生み出す取り組み。商品としての魅力はもちろん、体験を通じて地域への理解や愛着を深められることが大きな魅力です。

JR西日本はこれからも、地域とともに歩みながら人と土地をつなぐ観光のあり方を提案し続けていく予感。今後の展開からも目が離せません。

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