550案から選ばれた「実は〇〇」が福岡・天神でOOHに! ミツカンの狙いとは
愛知県半田市に本社を置く株式会社Mizkan(以下、ミツカン)は、同社史上初となる福岡・西鉄福岡(天神)駅でのOOH広告を2025年6月16日(月)より開始しました。掲出期間は6月22日(日)までとなっています。
今回の施策は、「アジフライに実は味ぽんがあう」をテーマに、生活者から公募した「実は〇〇」なエピソードを活用し、味ぽんの新しい食べ方を九州で提案するものです。
福岡県を中心に若年層と家族層において、味ぽんとアジフライがあうという食習慣の定着を目指す背景があるといいます。実は、味ぽんは博多の水炊きをヒントに生まれ、長年にわたり全国的に愛されてきた調味料なのだとか。そして、現在も新しい使い方を提案し続け、さまざまな活用がされています。
そして、アジフライにソースやタルタルソースをあわせるのが定番とされていますが、実は、「味覚AIセンサーレオ」の診断によると、アジフライと相性が最も良い調味料は、 “味ぽん”が97.3点の高評価。診断された比較対象の中で1番という結果となりました(※1)。
・※1:ついに決着!?「アジフライに何をかけるか問題」~味覚センサーAIが証明!アジフライにも味ぽん®が合う!~(2023年2月28日)
そこで、今回の広告では、「アジフライに“実は”味ぽんがあう」ことを、世の中の「実は」の一つとしてとらえ、思っていたことと事実は違うことの「実は」や、思っているけど言えないことの「実は」と一緒に掲出しています。驚きや納得、共感をもった「実は」と一緒に掲出することで、記憶に残る広告になることを目指したものです。
この「実は〇〇」エピソードは、ミツカン公式Xで5月9日(金)から19日(月)、そして西鉄福岡(天神)駅ときめき広場で5月15日(木)に実施したサンプリングによりアイデアを募集。合計して集まった550案の中から、6案が選定されました。
- 選定された6案は以下の通り。
- とうもろこしの粒の数は、実は偶数。
- 栗は、実は英語でマロンではない。
- 力士が食べるものは、実はすべて「ちゃんこ」と呼ぶ。
- バナナと人間のDNAは、実は50%同じ。
- 仕事帰り、まっすぐ帰るつもりが実はラーメン屋に吸い込まれがち。
- 「好き嫌いはダメ!」という親も、実は苦手なものがある。
数多くの応募の中から、「実は知らなかったこと、思っていた事実とは違うこと」を伝えるために、情報があふれる中で、正しい情報を伝えたいと考え、思っていたこととギャップや驚きがある文言を厳選。また、意外と本音を言えない中で、「思っているけど、言えなかったこと」を代弁して伝えることで、生活者に寄り添い、共感性を持っている文言が選定されています。
さらに、今回OOH掲出の場所として選ばれた天神は福岡で常に新しい発見がある活気に満ちた場所であり、若年層も多く集まることから最適と考えられたもの。過去にはエヴァンゲリオン風のサイネージや、アザラシが泳ぐ円柱型サイネージ、階段ピアノなど、広告自体が話題となる事例が多く、SNSでの話題化も期待しているといいます。
そのため、広告掲出初日となる6月16日(月)には、総フォロワー数が23万人となる九州で活動するママ系・グルメ旅系のインフルエンサー4名が、InstagramでPR投稿を実施。投稿を通じて広告のユニークさや「アジフライ×味ぽん」の魅力を伝えることで、さらなる駅広告の話題化を図っていくとしています。
博多の水炊きに着想を得て生まれた味ぽんだからこそ、福岡の方には地元のアジフライをはじめに多彩な使い方を楽しんでほしいという想いが込められた今回の広告施策。
これまでにも2024年に九州限定の施策として、実はミツカン史上初めての松浦鉄道の味ぽんラッピング電車を運行し、長崎の方に味ぽんへの親しみを持ってもらえたという実績もあるといいます。そこから2025年は福岡の方々との新たな接点づくりに向けて、どのような場所と手法が最適か検討を重ね、今回の施策実施に漕ぎつけました。
コミュニケーション施策により集めた「実は〇〇」。味ぽん発祥の地でのさらなる活用の認知拡大に向けて、話題化を熟慮した掲出場所、インフルエンサーの起用といったストーリー性を感じさせてくれる事例がありました。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0