手を伸ばせばすぐそこに地元の食品が! チロル地方の食品CM

ヨーロッパ中部、イタリアとオーストリアの間に広がるチロル地方は広大な土地の豊かな大自然が育んだ食材が豊富にあり、特にさまざまな肉類を含む山の幸が有名です。そんなチロル地方においてもグローバル化の余波は見受けられ、近年は輸入食品を目にすることも多くなったのだとか。

この状況を受け入れつつも、地産地消の精神の普及を目指すQualität Tirolは“良質な食品は思ったよりも近くにある”というメッセージを訴求したCMを公開しました。

2種類の動画に共通しているのは、ロッカーや冷蔵庫の奥にさまざまな生産者がいるという不思議な設定。牛乳を切らしてしまった女性が冷蔵庫の奥に手を伸ばすとそこには酪農場がいて、何気なくロッカーを開いた少年がふと奥を覗き込むとそこにはソーセージの加工場が……。

普段は意識をしなくても、雄大なチロル地方においては文字通り“手の届く範囲”に上質な食材が揃っているというメッセージをわかりやすく表現しているのです。

映像表現としては決して斬新とは言えないかもしれませんが、それを一般人と良質な食材との物理的な距離の近さを描くために使うのは、多くの同業者にとって小さな発見になるのではないでしょうか。

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