\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<5/19-5/25>

PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。

今回は、静岡県島田市、明治 Dear Milk、書泉、Cast Me!、LINEヤフーの事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 強風と紙吹雪で茶もみされる側を体験! 万博で注目を集める島田市の「茶もみFACTORY」

大阪・夢洲で開催される2025 大阪・関西万博の「地方創生 SDGs フェス」にて、静岡県島田市が2025年5月28日(水)から2025年6月1日(日)までユニークな体験型ブース「茶もみFACTORY」を出展します。

茶もみFACTORYは、島田市が2015年から展開しているシティプロモーション「島田市緑茶化計画」の一環として登場。島田市は“地球上でもっとも緑茶を愛する街”を掲げ、緑茶を軸に地域の魅力を発信してきました。

今回の出展ブースでは、乾燥工程の「茶もみ」をモチーフに、強風と紙吹雪の中に来場者自身が飛び込む体験アトラクションを展開。「茶を揉む」ではなく「揉まれる」ことで、来場者はお茶の世界に文字通り巻き込まれます。

本物の茶の木の展示、島田産の緑茶や関連商品の販売も実施され、五感を通じて緑茶の魅力を体験・理解できる内容に。特に普段お茶にあまり馴染みのない人にも、蒸し・火香といった製造方法や茶葉の部位の違いなどを楽しく学べる展示を用意しています。

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2. パッケージを「白抜き」に! 大胆なアイス広告が東西同時に車両ジャック

広告のクリエイティブイメージで、商品パッケージを白抜きで表現する……まさに「ご法度」ともいえる手法を大胆に取り入れた交通広告が登場しました。

これは、「原材料、乳製品のみ」だというアイスクリーム・明治 Dear Milkの広告ビジュアルで採用されたアイデア。クリエイティブビジュアルで、製品パッケージを白抜きにしたことで、“何も足さない”という製品特徴を表現したといいます。

一連の広告は、東急電鉄・田園都市線[2025年5月15日(木)〜31日(土)]、JR東日本・山手線[2025年5月16日(金)~30日(金)]、OsakaMetro・御堂筋線[5月18日(日)~31日(土)]の車両内に掲出され、東京と大阪で同時に車両をジャック。

さらに車両を飛び出して、5月19日(月)から25日(金)までの期間は、広告掲出場所として人気の高い渋谷駅(田園都市線)の大型メディア「渋谷ビッグ20」でもOOHを展開しています。

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3. リアル脱出ゲーム書籍の発売記念!「物語を終わらせるアイテム」を展示する体験型イベント

株式会社書泉は、全世界で累計1,490万人以上を動員してきたリアル脱出ゲームを企画制作する株式会社SCRAPと、人気ホラー作家“梨”とのコラボ書籍『5分間リアル脱出ゲーム おしまい』の発売を記念して、体験型展示と選書診断が楽しめる『おしまい展〜あなたの手でおしまいにしてください』をSCRAPと共同主催で開催します。

期間は2025年5月23日(金)から25日(日)の3日間、会場は東京・秋葉原の書泉ブックタワーです。

イベントでは、書籍『5分間リアル脱出ゲーム おしまい』の世界観を体現した、物語を終わらせる「おしまい」アイテムを展示。不穏なものや日常に潜むもの、普段はあまり意識しないようなものまで、さまざまな「おしまい」が並ぶ予定です。

来場者は、実際にそれらに触れ、アクションを起こすことで、物語を終わらせる体験ができるとのこと。どんな物語の「おしまい」か想像しながら楽しめる、ユニークな企画となっています。

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4. 電車もいいけど…! インフルエンサー広告のCast Me! があえて交通広告に挑むワケ

デジタルマーケティングエージェンシーの株式会社PLAN-Bは、インフルエンサーマーケティングツール「Cast Me!」の認知拡大を目的に、小田急電鉄の小田原線・江ノ島線・多摩線にて、トレインジャック広告を2025年5月5日(月)から5月22日(木)まで掲出しています。あわせて、車内動画(小田急TV)も5月5日(月)から6月1日(日)まで放映中です。

電車内の広告クリエイティブでは、「電車広告もいいけど、」というコピーを白地に大きく配置し、続きが気になる仕掛けになっています。

さらに、続くビジュアルでは、実際のスマートフォンの画面サイズに合わせた表現を採用。広告費や企業規模にかかわらず、成果を生み出せるインフルエンサー広告の可能性を、電車内から発信しています。

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5. 防災行動者を増やしたい! LINEヤフーが全世代に届ける「3.11防災花火」実施のワケ|前編

LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は、東日本大震災から14年となる2025年3月11日(火)に「3.11 防災花火(以下、防災花火)」を実施しました。

この「防災花火」は、東日本大震災の被災者追悼とともに、震災を風化させずに未来に向けた防災に繋げていきたいという思いが込められたもので、当日は19時より明治神宮外苑・東京都立駒場高等学校・川崎市河川敷の3カ所の「避難場所」から花火が打ち上げられました。

「避難場所の設置距離」と「打ち上げ場所から花火が綺麗に見える距離」の目安が同じ約2km以内であることから、自宅周辺から防災花火が綺麗に見えた人は、花火の打ち上げ場所が自分の避難場所の1つであることがわかるという、今回の取り組み。特設サイトでは、自宅周辺の避難場所を簡単に調べられるほか、避難場所・避難所の違いなどを学ぶことができるようになっています。

打ち上げ場所の1つとなる明治神宮外苑では花火の打ち上げ前に、タレントのゆうちゃみさんをゲストに迎え、防災の専門家と防災について学ぶトークセッションを実施。トークセッションと花火打ち上げの様子は、ともにライブ配信されました。

そんなLINEヤフーの新たな取り組みはどのように企画され、実施へ至ったのか。LINEヤフーで今回の企画の運営責任者となった永田佑子さん、クリエイティブディレクターとして博報堂のチームを率いた月足勇人さんにお話を伺いました。

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先週も新たな体験型イベント施策が多くの方に読まれたようですが、新規の事例もここに加わりました。

また、大胆なアイデアで構成された交通広告にも注目が集まっていたようです。

その他のPick of the weekについてはこちら
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