マイナス要素をポジティブに! 食べたい欲求を表現したOOH
さまざまな加工食品を取り扱う大手食品メーカーのKraft Heinzがカナダで販売するKraft Dinnerは、マカロニとチーズを気軽に食べられるインスタント食品として圧倒的な知名度を誇っています。
味と手軽さが魅力のKraft Dinnerですがパッケージが開けづらいという致命的な欠点があり、1度でも食べたことがある人ならわかる“すぐに食べたいのにとにかく開けにくい”というネガティブ要素にフォーカスしたOOH施策が公開されました。
“Unopenable(開封不能)”というストレートなタイトルが付けられた施策は、簡単に開けることができるはずのKraft Dinnerのパッケージがめちゃくちゃに凹んでしまった様子を紹介しています。
今すぐ食べたいのに、パッケージの強度が高くないために思うように開けることができない……本来であればブランドとしてネガティブな要素であるはずの内容をあえて公式に取り上げることでユーザーの共感を煽りつつ、一度でもKraft Dinnerを買ったことがある人であれば理解できるクリエイティブに仕上げました。
多くのブランドがポジティブなUGCの創出を狙う中、あえてネガティブな要素にフォーカスすることで等身大のブランドを表現しつつ、共感性が高い内容を実現した企画でした。
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