\ Pick of the week /先週の話題事例ピックアップ<3/24-3/30>
PR EDGEにおいて、先週たくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、ステラおばさんのクッキー、花王メリット、旭化成、伊藤園、三菱食品の事例紹介記事をまとめてお届けします。
1. 「ステラおばさんじゃねーよ! コンテスト」4/13まで続くユニークな生誕祭企画
アメリカンカントリー焼き菓子専門店「ステラおばさんのクッキー」を展開する株式会社アントステラ。実在したステラおばさんの誕生日(4月13日)を祝うイベントとして、2025年3月20日(木)から4月13日(日)にかけて「ステラおばさん生誕祭」を開催します。
1908年4月13日、アメリカ・ペンシルバニア州ダッチカントリーで生まれたステラおばさん。クッキーやケーキ作りが得意であったそうで、「ステラおばさんのクッキー」では、彼女の約100種類近い伝統レシピの中から、毎日15種類前後のクッキーを量り売りスタイルで提供しています。
イベント期間中、全国の直営店・加盟店69店舗では、人気No.1の「チョコレートチップクッキー」をモチーフにしたキーホルダーをノベルティとしてプレゼント。さらに、4月13日の誕生日当日には、量り売りクッキーをお得に購入できる特別イベントを開催します。
また、一部店舗には顔出しパネルを設置。誰でも気軽にステラおばさんになりきることができ、生誕117年を楽しく祝うことができます。
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2. 家族愛イメージを強化。発売55周年を迎える花王「メリット」がリブランディングを実施
花王は「髪の生きる力を、人の生きる力へ」という事業ビジョンを掲げ、ヘアケアブランドの再編を進めています。ブランドを単なる製品提供の枠を超えて、消費者の「感情ニーズ」に応える存在へとシフトさせることを重視しており「merit」のリブランディングもその一環です。
2024年春から放送されている「家族と愛とメリット」CMシリーズは、今回のリブランディングコンセプトを先行して表現していたようです。なかでも、昨夏放送されたエレファントカシマシ「今宵の月のように」のカバー曲を使用したCMは話題となり、SNS上でも「こんなんオンオン泣くよ」「育児ってこういうことの繰り返しだよね」といった感想が寄せられました。
2025年春のCMは、そのコンセプトを受け継ぎながら、子どもの歌声で椎名林檎「幸福論」をカバーしています。
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3. 湯気が立つほど熱い! 壁まで突破する! 社員たちの挑戦姿勢を描いた、旭化成の新CM公開
旭化成株式会社は、新たな企業広告シリーズ「はみだせ!うみだせ!旭化成」をスタート。2025年3月13日(木)からは、シリーズ初回として「熱すぎる内川」篇、「ブレイクスルー松嶋」篇が全国でオンエアされています。
1922年創業の同社は、「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します」というグループミッションのもと、現在では「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の事業領域を手掛けています。
新CMでは、さらなる事業変革を進める同社の”Be a Trailblazer(開拓者たれ)”のメッセージをもとに、変革に挑む社員たちの「挑戦姿勢」を大胆に描いています。
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4. 大谷翔平選手がサッカーに挑戦! 伊藤園、新CMでお茶の新スタイルを提案
株式会社伊藤園は世界No.1の無糖緑茶飲料ブランド「お~いお茶」から、新たなシリーズとして「お~いお茶 PURE GREEN」と「お~いお茶 LEMON GREEN」を発売。これに伴い、野球選手の大谷翔平選手を起用した新作TV-CM「お茶の常識、すてましょう。」篇を2025年3月17日(月)から全国で放映しています。
新CMでは大谷選手がロサンゼルスのビーチでサッカーのリフティングに挑戦し、従来のお茶のイメージを刷新するメッセージが込められています。「野球選手がサッカーに挑戦する」という意外性のある演出は、SNSでも話題となりました。
CMの冒頭ではロサンゼルスの美しいビーチを背景に、大谷選手がリフティングに挑むシーンが映し出されます。軽やかにボールを扱いながらも、真剣な表情を見せる姿が印象的です。
そして、CMのラストでは、あえてリフティングのNGテイクを採用。大谷選手が笑顔を見せる瞬間を切り取ることで、彼の「ピュアな」一面を表現し、「お~いお茶 PURE GREEN」の透明感や自然な味わいを連想させてくれます。
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5. 味の正体は飲んでからのお楽しみ! 三菱食品「かむかむ」とコラボした新感覚サワー発売
三菱食品株式会社は2025年2月25日(火)より、全国の一部コンビニエンスストアなどで「かむかむ なんの味?? サワー」を先行発売しています。本商品は「飲んでみるまで味がわからない」というユニークなコンセプトを採用したもの。
7種類のフレーバーを掛け合わせた複雑な味わいが特徴で、パッケージには味の詳細を記載せず、消費者自身が食べてみて楽しむスタイルとなっています。
また、正解は公式Instagramで発表される仕組みとなっており、SNSを通じたユーザー参加型のプロモーションとして反響を呼んでいます。
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意外性や話題性を狙った施策に多くの注目が集まったようです。
SNSで話題になり、情報拡散されることがPRにとって重要視されていることを再認識するとともに、狙い通りにはいかないことや狙いとはちがう方向で話題になることもあり、実際の反応はなかなかコントロールしづらいことも感じさせてくれます。
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