世界をフライドチキンに見立てよう! 低予算で大量露出を獲得した施策

メキシコ、グアテマラ、コスタリカで多くの店舗を展開するローカルフライドチキンチェーンのPollo Granjero。さまざまな期間限定商品やキャンペーンを通じて多くのファンを抱えていますが、ローカルブランドであるがゆえにその広告宣伝費は大手チェーンほど潤沢ではありません。

そんな中で迎えた「世界フライドチキンデー」に同社が公開したのは、超低予算でも競合他社に見劣りしない、ポップで楽しい参加型のSNSキャンペーンでした。

施策は、Googleマップ上でフライドチキンに見えるような国や地域のスクリーンショットをSNS上に投稿すれば、店舗でフライドチキンが無料でもらえるというもの。とてもシンプルな構造ながら、“世界”フライドチキンデーだからこそ世界そのものをフライドチキンに見立てることでユーザーを楽しませようと試みたハイコンテクストな内容です。

イタリアはもちろん、中南米に存在する地域やアジア各国に至るまで、さまざまな形をしているフライドチキンを地図上で探すというエンタメ性が高い参加型企画でした。

最終的に10万以上もの再生数を叩き出すとともに、エンゲージメント率は通常時と比べて24%ほど増加。多くの競合ブランドが多額の費用をかけて広告を出稿する中、実質無料で多数のユーザーを巻き込んだ遊び心あふれる戦い方が印象的な施策でした。

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