早く黙って! やかましいバーガーが喋り続ける謎のCM
自動車のインテリア専用洗剤のRain-Xは、自動車大国アメリカにおいて多くのユーザーのニーズに応える商品です。運転中に飲み物をこぼしてしまったり、食事のソースをこぼしてしまったり……フロアマットの上ならまだいいものの、シートの上にこぼしてしまうととにかく掃除が大変で、時間をかければ自分で掃除ができるというわけでもありません。
一度スプレーするだけで耐水性能をシートに付与し、頑固な汚れも簡単に拭き取れるという商品特長を訴求したCMを通じて、まだ認知が取れていない層に向けて大々的にアピールしました。
“Spills Happen(人は絶対にものをこぼす)”という動画に登場するのは、ソースがたっぷり入ったおいしそうなハンバーガー。ファストフードチェーンのCMであれば良いこととして描かれる“ソースがたっぷり”な商品も、車の中で食べるとなると話は変わってきます。「あらごめんなさい、わたしったらソースたっぷりでこぼれちゃった。でもRain-Xを使えば簡単に拭き取れるだけじゃなくて、次にこぼしたときも汚れを残さずに済むのよ!」とやかましいほどの商品訴求を行うハンバーガー。自分がこぼしているのにもかかわらず全く悪びれる様子を見せないその姿勢には思わず感心してしまうほど。
一度使えばわかるその効果を、使わずしてイメージしてもらうために多くの人が共感できる“運転あるある”とも言える食事中のミスを描くことで、商品理解を深めつつしっかりとエンタメ性もある内容に仕上げることができたようです。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0