ECの悩みは身体の痛み!? 割り切った訴求が印象的なCM
2010年代半ば以降、世界中で多くの人が自由に自分のブランドを立ち上げることができるようになりました。卸や小売店を通さず直接顧客へと商品を発送するD2Cと呼ばれるビジネスモデルとそれに紐づく新たなマーケティング手法が誕生するとともに、多くの課題も発生しています。
運用型広告の新たなセオリーやECプラットフォームのUX、在庫とロジスティックスの管理まで、その種類は大小含めると多岐に渡ります。そんな新たな悩みを解決するために生まれたD2C事業者専用サービスのScayleは、EC関連の課題を“物理的な痛み”に喩えることで自社のサービス特長を訴求したCMを公開しました。
CMで描かれるのはD2C事業を営むさまざまな人が、自分1人では解決の仕方がわからない課題に直面している様子。行き場のないやるせなさや怒りを消化できずに叫び出してしまう姿を“実際に身体的な痛みを感じている人”に見立て、彼らを救うための痛み止めとしてScayleを架空のクリームで表現しているのです。
動画の途中で架空の医者も登場させ、Scayleをまるで医学的な効果が保証された痛み止めクリームとして描き切るという徹底ぶり。フェイクであるとわかりつつも清々しいくらいにクリエイティブメッセージを一貫させることでその魅力を直感的にわかりやすく演出しました。
どうにもできないビジネス上の課題を身体的な痛みとして喩えることで、作られた世界観の中で楽しくもしっかりとサービス特長が伝わるユーモアたっぷりなB2B向けCMでした。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

0