新たな交通広告手法? ‟シズル感”を訴える2.5Dプリントポスターを掲出
産業用インクジェットプリンタメーカーが広告主となり、ファブリックに2.5D印刷を施したというポスターを日替わりで掲出するという施策が2月10日(月)からおよそ1カ月間、Osaka Metro御堂筋線・梅田駅で行われています。
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火曜日掲出のキウイフルーツ
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木曜日掲出のアイスクリーム
このOOHは、月~木に登場した食材が金~週末にかけてパフェに変身するというギミックが用いられています。また、バレンタインデーを盛り上げようと2月13日(木)~16日(日)は、ハートをメインビジュアルとしたスペシャルポスターが登場します。
広告主である株式会社ミマキエンジニアリングのプリンター「UCJV330 Series」を使用して、布地に2.5D印刷を施したというこのポスター。一連のクリエイティブは「オノマトペ」をコンセプトとして、食材がもたらす「美味しさ」や「気持ち」までもプリントすることを伝えます。
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金曜日にはパフェが完成!
フォトグラファーに起用されたRyoTracks氏は、スチール撮影以外にも、ヒューマンビートボクサー/MVディレクター/YouTuberとして活躍するインフルエンサー。「物撮り」の楽しさを伝えようとそのノウハウをInstagramやnoteで、「肉眼で見るよりもカッコよく、美しく、可愛く撮る」ことがテーマだと発信しています。
Osaka Metro Groupの広告を扱う株式会社大阪メトロ アドエラによると「通常、長期掲出で使われる看板枠の新しい活用方法として毎日交換するというチャレンジや、デザインに合わせてLEDを調光し、ファブリック広告の魅せるポテンシャルをアピールする」ための取り組みだいいます。
交通広告、なかでもターミナル駅に掲出されるポスターは、ピールオフ広告や立体印刷などさまざまな手法が取り入れられる広告激戦区。生活者を楽しませながらも、‟裏方”である印刷技術の進化を伝え、ポスターを差し替えて、デジタルサイネージとはまた違う刺激をもたらすという新たな広告手法が提案された施策です。
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